小栗旬「自己紹介しましょうよ」「銀魂」大阪舞台挨拶でも破天荒さは顕在

関西ウォーカー

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7月15日(土)梅田ブルク7で映画『銀魂』の公開記念舞台挨拶が行われた。主演の小栗旬さん、共演の長澤まさみさん、佐藤二朗さん、福田雄一監督が登壇した。

映画『銀魂』は週刊少年ジャンプで連載されている空知英秋さん原作の同名コミックを実写映画化したSF時代劇。パラレルワールドの江戸を舞台に万事屋(よろずや)を営む「銀さん」こと坂田銀時とその仲間たちの身に起こる奇想天外な騒動を描いている。『勇者ヨシヒコ』シリーズなどで脱力コメディに定評のある福田雄一さんが監督・脚本を務めた。

壇上に上がるや否や、福田監督が佐藤さんに「なんでビールちょっと飲むだけで顔赤くなってるの」と突っ込む場面に。そこから登壇前の楽屋での一幕を披露するも、小栗さんが「来ていきなり喋り始めるのやめましょうよ。自己紹介しないとお客さんも戸惑うから」と苦笑交じりに指摘した。そして監督がどうしても関西の観客に聞きたかった事として、作中に出てくる551蓬莱のネタに触れ、「『関西の人にしか分からないネタやめてください』というシーンで、関東では何のことかサッパリ分からなかっただろうけど、関西で滑ってたら嫌だなっていう思いがあった」と不安げに尋ねると、観客から盛大な拍手が起こりホッと胸をなでおろした。

観客からの質疑応答のコーナーでは「どうすれば明日を頑張ろうと思うことができるか」という悩み相談に対して長澤さんは「自分で何とかしようとせずに、相手に任せるってことを最近覚えました」と答えると福田監督が「いつも誰かが何とかしてくれるから、自分で何とかしようと思ったこと1回もないんだよね。この作品もみんなが何とかしてくれた」と続けた。

また「撮影中の楽しかったシーンは」という質問が出ると、福田監督は「万事屋シーンは京都の太秦で撮影していて楽しかった」と思い返すと、他作品の撮影で太秦にいた俳優の堤真一さんが「どうせくだらない事やってるんだろ」と遊びに来てくれたという。監督は「この作品でも撮影所行ってホントくだらない事言ってただけだから、キャストの人と何食べに行こうとか」と思い返すと、佐藤さんが「君、現場に遊びに来てるもんね、ホントにこの映画撮った?でも、こんな遊んでるだけのゆるキャラみたいな監督が太秦という名門で映画撮るって考えたら感慨深いですよ」と続けた。

最後に小栗さんが「これから2週間この映画をガンガン応援して頂いて、その後は『君の膵臓をたべたい』という作品を」と言いかけたところ、周りの登壇者から「おいいいいいいい」という銀魂らしいツッコミが入った。【取材・文/桜井賢太郎】

桜井 賢太郎

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