久間田琳加「現場でもどっしりと構えている姿がとてもかっこいい」座長としての立ち振る舞いを学んだ俳優を語る

東京ウォーカー(全国版)

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「夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく」で女子高生・丹羽茜を演じた久間田琳加

シリーズ累計発行部数55万部を突破し、「10代女子が選ぶ文芸小説No.1」にも選ばれた恋愛小説「夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく」の実写映画が公開中。

学校ではマスクを手放せずにいる女子高生・丹羽茜を久間田琳加、絵を描くことが好きで誰からも一目置かれる存在の男子高生・深川青磁をJO1の白岩瑠姫が演じる本作では、2人の高校生の日常、恋愛模様を丁寧かつエモーショナルに描いていく。

(C)アスミック・エース


マスクで顔と心を隠すという難しい役どころを演じた久間田に、本作の見どころはもちろん、多数の作品で主演を務めることへの心情、尊敬する先輩俳優についてなどを語ってもらった。

リハーサルの段階から号泣するほど役と一心同体に

――最初に原作を読まれたときの印象はいかがでしたか?

【久間田琳加】私も茜のように、言いたいことがはっきりと言えなかったり、言えても遠回しになってしまったりすることが多いので、すごく共感できると思いました。私が今まで演じさせてもらった役の中で、一番リアルな女の子といいますか、私だけじゃなくて、たくさんの方たちが共通して抱いている感情を持った子だなと。だから、原作を読んでいて「頑張れ、茜!」と終始応援していました。

【写真】キュートすぎる笑顔を見せる久間田琳加の撮り下ろしカット多数!


――そこから台本を読んでみて、原作との違いなど新たに感じたことを教えてください。

【久間田琳加】茜と青磁が教室の別々の場所にいて、それぞれイヤフォンで同じ音楽をペアリングして聴くというシーンがあるんですけど、それがすごく今っぽいなと思いました。原作にはなく、映画オリジナルのシーンなのですが、2人が学校生活を送っていたら自然とやっていただろうなと思えましたし、その他にも茜と青磁にすごくピッタリなシーンがたくさんあったので、台本を読んで撮影がさらに楽しみになりましたね。

――先行して公開されたオフィシャルのコメント動画では、「茜は難しい役どころ」というお話もされていましたが、どのような部分でそう感じたのでしょうか。


【久間田琳加】これまでお芝居をしているときは、表情でも表現をしていたので、マスクをすることでそれができなくなってしまうというところに、不安や難しさを感じていました。あとは、普段はマスクで本心を隠している茜が、とある屋上のシーンでは感情を爆発させるのですが、その感情の出し方が学生というか若い世代ならではという出し方で。自分もきっと若い頃は持っていた感情だと思うんですけど、大人になった今、その感情を探すのがちょっと難しかったんです。


大人になると感情を爆発させることって少なくなりますし、そうやって自分の感情をさらけ出すことってすごく勇気のいることだと思って。だからこそ、そのシーンを撮り終えたあとは私自身も本当に気持ちがスッキリしたし、より一層、茜を理解できて演じやすくなったなと感じました。


――本当に茜と一心同体になっていたんですね。

【久間田琳加】そうなんです。だから、私自身の気持ちも台詞に重ねてしまいました。その屋上のシーンでは、リハーサルの段階から、なぜだか涙が止まらなくなってしまって、酒井麻衣監督にも「まだ100%出さなくていいから」と止められるぐらい。わかっているけど感情が抑えられない、という感覚でした。それぐらい茜と一つになっていたので、そのシーンは自分の中でもすごく思い出に残っています。

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