ウエルシアがクーリングシェルターを449店舗内の「ウエルカフェ」に設置!熱中症対策に貢献
東京ウォーカー(全国版)
ウエルシアホールディングス株式会社が、36都道府県にあるウエルシア薬局449店舗に熱中症対策のための避難場所およびクーリングシェルター(※1)を設置したことを公表した。
近年、熱中症による死亡者数が増加傾向にあり、熱中症対策を強化するための改正気候変動適応法が成立。また、2023年は猛暑日の日数が昨年を上回るペースで記録されるなど、暑さ対策への必要性が例年よりも高まっている。
そんななか同社では、今年(2023年)7月に静岡県の島田市にある4店舗にクーリングシェルターの設置をスタート。今回、さらに自社としても避難場所を設置し、新たな自治体からの指定による取り組みと併せて実施。岩手県、宮城県、山形県、福島県、栃木県、群馬県、茨城県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、静岡県、愛知県、岐阜県、三重県、新潟県、富山県、石川県、福井県、長野県、山梨県、滋賀県、京都府、奈良県、大阪府、兵庫県、和歌山県、広島県、岡山県、島根県、香川県、徳島県、愛媛県、福岡県、大分県、熊本県にある445もの店舗内の地域協働コミュニティスペース「ウエルカフェ」(※2)に新たに「夏の涼み処」の名称で設置した。


ウエルシア薬局の店舗内は常時空調により涼しい環境が整備されており、「夏の涼み処」としてはうってつけの場所だ。スペース内には熱中症対策のポスターを掲示し、熱中症への注意喚起を図るとともに避難・休憩の場としての利用を促しているという。また、同社グループの「コクミン」においても大阪府内の17店舗において猛暑からの避難場所を設置し、グループとして地域社会の熱中症対策に取り組んでいるとのことだ。

■「夏の涼み処」
設置期間:2023年9月末まで
開放時間:8時30分~17時15分
※1)クーリングシェルター:指定暑熱避難施設のことで、国が創設する熱中症特別警戒情報発令時に一般開放できる施設として、市町村長が指定した施設
※2)ウエルカフェ:地域社会の諸課題を解決する場=地域協働「コミュニティ」スペースとして、ウエルシア薬局内に設置されていて、健康増進、福祉、文化活動等に無料で利用可能
※店舗でのイベント等の実施により利用を制限する場合があります
ウエルシアの担当者に、今回の取り組みについて話を聞いた。
「(“夏の涼み処”の設置について、449店舗へ拡大した背景や意図は?)最初は、自治体(静岡県島田市)の要請により市内のウエルカフェを登録しました。昨今、熱中症もしくは熱中症と思われる症状を訴える住民が増加している背景より、各地でも同様の課題を抱えているであろうと考え、全国のウエルカフェを地域住民に有効に活用していただきたい思いで拡大。来年(2024年)春より施行される法改定にも適応できるよう環境を整え、地域住民が安心して暮らしていけるように取り組んでおります」
「(“ウエルカフェ”とはどのような施設?)ウエルカフェは、休憩の場、井戸端会議の場として地域住民へ日頃より開放している地域コミュニティスペースとして全国449店舗に設置しております。現在、休憩の場以外にも地域団体やNPO団体、自治体をとりまく地域包括支援センターや社会福祉協議会などの社会資源のみなさまにもご利用いただき、さまざまな取り組みをする場として無料で開放しております」
「(“夏の涼み処”をどのように使ってほしい?)緊急時の避難はもちろんですが、日頃より本を読んだり、ちょっとしたお休みをしていただく場所として活用いただいたり、ご自宅の節電の一環としてもご利用いただけたらと」
「(ユーザーへのメッセージは?)ウエルシアは【お客様の豊かな社会生活と健康な暮らしを提供します】を企業理念として日頃より活動しております。このクーリングシェルター(クールシェアスポット)への取り組みは、まさに当社の企業理念を具現化するうえでとても重要な取り組みであると考えております。このような背景から、日頃より休憩場所として開放していた全国のウエルカフェを開放いたしました。席数は限られておりますが、ぜひお気軽にご利用ください」
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