INSTAX“チェキ”シリーズから登場した撮影に特化したカメラ「INSTAX(インスタックス) Pal(パル)(TM)」が手のひらサイズでかわいい！広角レンズ機能やリモート撮影も？

2023年10月14日

東京ウォーカー（全国版）

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今回取り上げるのは2023年10月5日に富士フイルム株式会社からINSTAX “チェキ”(※1)シリーズの新たなラインナップとして登場した、いつでもどこでも気軽に撮影できる“手のひらサイズカメラ”「INSTAX(インスタックス) Pal(パル)(TM)」。

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全5色の豊富なカラーバリエーションから各々のライフスタイルに合わせて選ぶことが可能。さらに今回の発売に伴い、本体カラーにマッチしたカラビナ付きシリコンケースとやわらかいパープルのミニフォーマットフィルム「SOFT(ソフト) LAVENDER(ラベンダー)」も同時発売される。

1998年の発売から25年間、日本で“チェキ”の愛称で親しまれているインスタントフォトシステムINSTAXだが、時代のトレンドに合わせてアナログインスタントカメラから、ハイブリッドインスタントカメラ、スマホプリンターへと変容してきた。このように多様な写真の楽しみ方を提供することで、INSTAXシリーズは若年女性層のみならず、男性層やミドル層にもユーザー層を広げている。

INSTAXシリーズ初の撮影特化型カメラ

「INSTAX Pal(TM)」は、プリント機能を切り離すことにより、手のひらサイズカメラを実現。どこへでも気軽に持ち運ぶことができ撮影をより日常化した。「INSTAX Pal(TM)」は、撮影シーン・体験を広げる豊富な機能を手のひらサイズカメラに凝縮。

主な撮影方法は3パターン。本体背面のシャッターボタンを押して撮る「スタンダード撮影」。広角レンズを生かして、スマホでは撮りにくい高い位置からの撮影や角度をつけたアングルでも、背景まで入れた迫力ある写真を片手で簡単に撮影できる。専用アプリ(※2)とのBluetooth(※3)接続により、「INSTAX Pal(TM)」が写す画像をスマホ画面で確認しながら撮れる「リモート撮影」。3秒間隔の連続撮影ができる「インターバル撮影」。さらに、スマホプリンター「INSTAX Link(TM)」シリーズなどとBluetoothで接続することで、「INSTAX Pal(TM)」で撮った画像をチェキプリントにして楽しむことができる。

※1 INSTAXおよびチェキは、富士フイルム株式会社の登録商標または商標。
※2 Android端末およびiOS端末対応の無料アプリ。Android端末の場合はGoogle Playより、iPhoneなど
iOS端末の場合はApp Storeより取得可能。Android、Google Playは、Google Inc.の商標または登録商標。iPhone、App Storeは、Apple Inc.の商標。iPhone商標は、アイホン株式会社のライセンスに基づき使用されている。
※3 Bluetooth(R)のワードマークおよびロゴは、Bluetooth SIG, Inc.が所有する登録商標であり、富士フイルム株式会社はこれらのマークをライセンスに基づいて使用している。

「INSTAX Pal(TM)」の魅力

コンパクトなのに広角レンズ搭載で風景や大人数写真を撮るのに最適
本体背面のシャッターボタンを押して撮る「スタンダード撮影」では、スマホでは撮りにくい、高い位置からの撮影や角度をつけたアングルでも片手で簡単に撮影することができる。「INSTAX Pal(TM)」は、いつでもどこでも気軽に持ち運んで撮影でき、遠近感を強調した躍動感のあるダイナミックな写真を楽しめる。

【写真】「INSTAX Pal(TM)」のスタンダード撮影は本体背面のシャッターを押すだけ

付属の多機能リングアクセサリ
同梱の「多機能リングアクセサリ」は、落下防止用のストラップとしてはもちろんのこと、簡易的なファインダーやリモート撮影で役に立つカメラスタンドとして使用できる。

ミニ・スクエア・ワイドフォーマットの3種類から好きな形を選択できる
撮影時、ミニ・スクエア・ワイドの3種類からお好みのフォーマットを選択可能。プリント時は、お手持ちの「INSTAX Link(TM)」シリーズなどに対応したフォーマットを選択して出力。

撮影画像は本体から専用アプリへ自動転送、SNSで簡単共有
カメラ本体とスマホをBluetooth接続することで、撮影した画像は専用アプリに自動転送され、「INSTAXフレーム」付きの画像が保存できる。フィルムカメラのような画像を見るまでのワクワク感を楽しめるとともに、簡単にSNSに共有することができる。自然な表情や思いがけないシーンなど、日常の何気ない瞬間を気軽に撮影できる「INSTAX Pal(TM)」ならではの写真を楽しめる。

専用アプリとの接続で豊富な撮影体験が可能
専用アプリは、「INSTAX Pal(TM)」が写す画像をスマホ画面で確認しながら撮れる「リモート撮影」や3秒間隔の連続撮影で動きのある写真を楽しめる「インターバル撮影」の機能を搭載している。「INSTAX Pal(TM)」はスピーカーを採用しているため、専用アプリに好きな音声を事前録音することでカメラ本体のシャッター音をカスタムすることができ、撮影をより一層楽しめる。複数の画像をパラパラ漫画のようなひとつの動画にまとめる機能「INSTAX Animation」を搭載しており、出力した「QRコード付きチェキプリント」のQRコードをスマホで読み取ることで「INSTAX Animation」動画を再生可能。プリントしたチェキが大切な人へのプレゼントにもなる。

「INSTAX Pal」は、専用アプリやスマホプリンター「INSTAX Linktm」シリーズ、ハイリッドインスタントカメラとBluetooth接続可能

スマホプリンター「INSTAX Link(TM)」シリーズなどとの連携で簡単にチェキプリント
専用アプリ経由で、スマホプリンター「INSTAX Link(TM)」シリーズはもちろんのこと、ハイブリッドインスタントカメラ「INSTAX mini Evo(TM)」「INSTAX mini LiPlay(TM)」からチェキプリントすることができる。

「INSTAX Pal(TM)」本体底面のスイッチを「F(FUNモード)」から「L(Linkモード)」に変更すると、専用アプリを介さずに「INSTAX Pal(TM)」と「INSTAX Link(TM)」シリーズをBluetoothでダイレクトに接続することが可能。アナログインスタントカメラのように、「INSTAX Pal(TM)」で撮影した直後に「INSTAX Link(TM)」シリーズから自動でプリントできる。

その他
リチウムイオン電池内蔵で、充電1回につき約240枚の撮影が可能。充電用端子にはUSB Type-Cを採用(充電ケーブル同梱)。専用アプリから撮影画像を自動転送するだけでなく、本体に保存することも可能。本体内蔵メモリでは約50枚、microSDカード(別売)使用時にはカードの容量上限まで画像を保存できる。

【商品概要】
〇「INSTAX Pal(TM)」(5色展開)
　・簡易ファインダーやカメラスタンドになる「多機能リングアクセサリ」付き
　・本体サイズ:高さ44mm/幅42mm/奥行43mm、重量:41g

〇「INSTAX Pal(TM)」用シリコンケース（5色展開)

〇 INSTAXミニフォーマットフィルム「SOFT LAVENDER」

今回の企画について、担当者に話を聞いた。
――「INSTAX Pal(TM)」発売の狙いを教えてください。
「構えて撮る」「ディスプレイで確認して撮る」「スマホで撮る」など、写真の楽しみ方は人それぞれで、INSTAX もラインナップを拡充して異なるファン層に写真の楽しみ方を提案してきました。今回発売する「INSTAX Pal」は、できるだけ「構えさせない」で、その場の雰囲気を活かして気軽に撮ることができるデバイスとして企画しました。スマホプリンター「Link シリーズ」のラインナップが充実したことから、「プリント機能」を切り離し、「手のひらサイズ」のコンパクトさを実現。ほかの「INSTAX シリーズ」やスマホではできない、「いつでもどこでも、気軽に撮影でき、撮影シーン・体験の幅を広げる提案」ができると考えています。

――「INSTAX Pal(TM)」のターゲットを教えてください。
スマホによる写真撮影に慣れ親しんだ「Z世代女性」をメインターゲットとしています。本体やアプリのデザインは、いつも相棒として一緒に出かけたくなるように、親しみやすく仕上げました。スマホを初めて手にする中学生など、幅広い世代の方々にお楽しみいただけると考えています。

――「INSTAX Pal(TM)」のイチオシポイント教えてください。
「手のひらサイズのコンパクトさ」によって実現した「スマホとは異なる気軽な撮影」(気軽にパシャパシャと撮りまくる)をお楽しみいただきたいです。専用アプリで画像を見るまでのワクワク感を楽しむとともに、自然な表情や思いがけないシーンなど、気軽に撮影できる「INSTAX Pal」ならではの写真をお楽しみください。

――「INSTAX Pal(TM)」のアイデアはどのようにして生まれましたか。また、開発の際に苦労した点があれば、それをどうクリアしたかと合わせて教えてください。
「プリント機能」を切り離すことで、「いつでもどこでも、気軽に撮影でき、撮影シーン・体験の幅を広げる提案」ができるのではと考えたところからアイデアが生まれました。スマホプリンター「Link シリーズ」のラインナップが充実したことが、プリント機能を切り離すアイデアにつながりました。スマホとは異なる撮影体験は何か、どのように実現するかといった点が苦労した点ですが、社内外のいろいろな意見を聞きながら「INSTAX Pal」ならではの機能に落とし込んでいきました。

――ユーザーへのメッセージをお願いします。
手のひらサイズの「INSTAX Pal」はそのコンパクトなサイズから、気軽に持ち運びでき、撮影をより身近にします。友人や大切な人と過ごす何気ない日常も、沢山撮って特別な思い出にしてほしいという想いを「ちっちゃなパルで撮りまくろう。(Making small moments feel big)」というメッセージに込めました。これからも「INSTAX Pal」の魅力を多くの方々に伝えていきます。富士フイルムは今後も、“撮ったその場で、すぐにプリントが楽しめる”インスタントフォトシステムINSTAXの世界を広げていきます。

文＝土屋梨夢