ジブリパーク待望の第2期開園! 自然と調和した里山的風景が広がる「もののけの里」をレポート

東京ウォーカー(全国版)

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2022年11月の開園から1年を経て、待望の第2期整備エリアが開園するジブリパーク(愛知県長久手市)。2023年11月1日(水)開園の「もののけの里」がいよいよ公開された。

映画『もののけ姫』で描かれているエミシの村とタタラ場をもとに、和風の里山的風景をイメージした新エリアだ。開園に先立って行われたプレス向けの内覧会で目にしたその全貌を徹底レポート!

映画『もののけ姫』がテーマの新エリア「もののけの里」撮影=山本貴章


森から飛び出してきたような2体のオブジェとご対面!

新エリア「もののけの里」のもととなったエミシの村とは、主人公であるアシタカの故郷のこと。そしてアシタカが、タタリ神の呪いを解くための旅路で立ち寄ったのが、タタラ場と呼ばれる昔の製鉄所だ。

アシタカがエミシの村を後にするシーンで登場した村の門をモチーフにした門をくぐると、目の前には山里風景が広がり、タイムトリップしたような気分に包まれる。

エミシの村の場面で登場する門


エリア内でまず目を引くのが、森から飛び出してきたような2体のオブジェだ。作品の冒頭、アシタカたちが住むエミシの村を襲ったタタリ神を模したオブジェは、全長約9メートル、高さ約2.8メートルの迫力あるフォルム。洗い出しという手法を用い、カラフルなタイルが散りばめられている。表面の凹凸や浮き出す小石など、実際に触れて様々な質感を感じられるのも魅力だ。

タタリ神のオブジェ

タイル使いが美しく、まるでアートのようだ


タタリ神の隣には乙事主(おっことぬし)の滑り台。白い毛並みを玉石やカラフルなタイルで表現したオブジェは、全長約7.6メートル、高さ約3.4メートル。タタリ神同様、怪しげに光る赤い目も印象的だ。小学生以下限定で滑り台として楽しむこともできる。

乙事主の滑り台

背中が滑り台になっている。滑り台としての利用は小学生以下のみ


2体の近くには、エミシの村のシーンで登場した物見やぐらも。やぐらに上ることはできないが、小高い丘に建っているので、やぐらの麓からエリア全景を見渡せる。

物見やぐら


「タタラ場」がモチーフの建物内で「五平餅炭火焼体験」に挑戦!

正面に目を向ければ、『もののけ姫』に登場するタタラ場をモチーフにした建物が存在感を放つ。柱や梁など主要な部分には木材を用い、大きな草屋根が敷かれている。

作中のタタラ場をモチーフにした体験学習施設

建物内はダイナミックな建築美が見られる


この建物の中では、ジブリパーク内では初となる手作り体験として、愛知県奥三河地域など中部地方の山間部に伝わる郷土料理、五平餅の炭火焼体験ができる。

五平餅作り体験は1人1200円


五平餅とは炊いた米をつぶして串に巻き付け、タレを付けて焼いたもの。タレは「もののけの里」の体験用にオリジナルで特注したもので、くるみみそやしょうゆといった定番の味のほか、ナポリタンという変わり種も選べる。タレが入った瓶の蓋にはスタジオジブリの鈴木敏夫氏による直筆の文字が印刷され、余った特製タレの瓶は持ち帰ることができる。

五平餅体験は3種類の味から選べる


ナポリタンは、焼いている途中で好みに合わせて粉チーズを振り掛けることもできる新感覚の五平餅だ。

ジブリパークでは、「カフェ大陸横断飛行」のナポリタンサンドや、愛・地球博記念公園の北口エントランスにある「ロタンダ 風ヶ丘」のおにぎりにもナポリタンがあるなど、名古屋らしい味としてお馴染みなのだ。

「もののけの里」入園チケットがあれば事前予約は不要で、所要時間は20分前後。体験料は1人1200円(※体験の対象は10歳以上)。五平餅がなくなり次第終了。

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