こんな味も!老舗「日光甚五郎煎餅」の限定煎餅がとってもユニーク

東京ウォーカー(全国版)

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東京初出店の「甚五郎」は、日光の老舗米菓店「日光甚五郎煎餅 本舗 石田屋」の新店。創業は明治40年で、看板の「日光甚五郎煎餅」は日光の定番みやげとしても知られている。同店では定番の溜まり醤油やうす焼き煎餅などのほか、ここ限定の商品も多くそろう。

小粒煎餅のシリーズ『小紋』の棚には、パクチーやカマンベールチーズと、ユニークな味がずらり。「煎餅になじみがない世代にも楽しんでもらえるよう、2年ほど前からインパクトのある味を開発してきました」とは、5代目の石田さん。ここGINZA SIX店に並ぶのも、ほとんどが新商品だという。

内装はスタイリッシュな色合いながら、米俵や暖簾などを合わせ和の雰囲気に


またぐるりと回遊できるよう、店の中心に島(アイランド)を設けた。内装はのれんや米俵をレイアウトし、スタイリッシュながら和のテイストを盛り込んだデザインとなっている。「すべて試食が可能なので、いろいろな商品を試しながらお買い物を楽しんでいただけたら」(石田さん)。

創業は明治40年。店名の由来は日光東照宮のねむり猫などを手がける彫り師、左甚五郎から。「匠の技にあやかる、という思いから名付けました」(石田さん)


ソフト煎餅の先駆けとも言われる「日光甚五郎煎餅」(480円)。日光は外国人観光客が多かったため隠し味でバターをイン。パリッと軽やかでほどよい塩気と米の香り、バターの風味が絶妙


手みやげとしておすすめの品を聞いてみると、GINZA SIX限定のセット「匠美」(26枚入り1700円〜)が人気なのだそう。6種の煎餅が入っており、サイズは2つ。ボックスもシンプルなので、上司や歳上の人への手みやげにもぴったりだ。

歯応えいい煎餅は、海苔しお、海老、胡麻味噌、しお、梅ざらめ、海苔醤油。厳選した国産のうるち米ともち米を手作業によってせいろで蒸すため、米の風味がいかされた仕上がりに。化学調味料を使わず、あわせる素材も駿河湾産の桜海老や瀬戸内産の海苔など、じっくりと吟味されたものばかり。現在は、売り上げの40%がこちらなのだとか!

6種が入った「匠美」(26枚入り1700円、中央下段にもう1種あり)。52枚入り3400円のものも用意。「職人が手間ひまかけた一品です」と石田さん


ほか、店内にはちょっとしたおみやげとしておすすめな小袋入り煎餅もずらり。なかでもパクチーやカマンベールチーズ、トマトバジルなどの洋風の味が人気とのこと。定番のげんこつや揚げ煎餅と一緒に、こういった変わり種も一品そえてみてはいかがだろうか。

「パクチー」(480円)は、パクチーをまるごと食べているかのよう! お米のやさしい後味にほっこり


なかには「ぎょうざ」(480円)も! お酒のつまみにぴったりな一品だ


(左から)くだいた乾燥梅と砂糖を合わせ、さっぱりした味に仕上げた「小紋 梅ざらめ」、香り濃厚ながらクセがなく、チーズの旨味がきいた「小紋 カマンベールチーズ」(各450円)


煎餅の無限の可能性を感じさせてくれる「甚五郎」。ギフトからちょっとしたプチみやげにも、ぜひ一度手に取ってみて。

金城和子

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