デジタルと自然の融合!チームラボが夜の植物館をアートで彩る!
東京ウォーカー(全国版)
ウルトラテクノロジスト集団のチームラボが、「ときわミュージアム 世界を旅する植物館」(山口・宇部市)にて、会期中のみ特別に夜間開場し、「チームラボ 宇部市ときわ公園 2017 グラフィティ ネイチャー - 世界を旅する植物に住まう生き物たち」を9月15日(金)~11月5日(日)の期間中展示する。展示時間は19:00~22:00(入館は21:30まで)。入場料は一般500円、高校生以下無料となっている。
「ときわミュージアム 世界を旅する植物館」は2017年4月29日にリニューアルオープン。「世界を旅し、感動する植物館」をコンセプトに、原産地の植生を再現した8つのゾーンに特徴的なシンボルツリーを植栽しており、世界を旅するように珍しい植物や花、果実に出会える。また、ときわ公園で作出された美しい花を咲かせるオリジナルサボテンは、他では見ることの出来ない貴重なサボテン。ほかにも、ランやカトレア、食虫植物なども展示している。
今回のチームラボによる展示は、7月14日(金)~8月31日(金)にときわ公園で展示中の「呼応する森と彫刻」に続く「チームラボ 宇部市ときわ公園 2017」の第二弾展覧会となっている。普段は観ることのできない夜のときわミュージアムを楽しむことができる。
チームラボがこの展示に込めた想い
人々が描いた様々な生きものたちによって、創られていく1つの生態系。世界中の植物が集まる植物館とその植物に、人々が描いた様々な生きものたちが住んでいる。あなたが描いた生きものも、植物館のどこかにいる。生きものたちは、他の生きものを食べたり、食べられたりしながら、共に同じ1つの生態系をつくっている。描いて生まれた生きものは、他の生きものを食べると、増えていく。そして、蝶は、花がある場所で増える。生きものたちは、他の生きものに食べられたり、他の生きものをしばらく食べることができないと死んでいなくなる。ワニは、人々にたくさん踏まれると死ぬ。花は、人々がじっとしているとたくさん咲き、人々が踏んで歩き回ると散っていく。
スペシャリスト集団の美しい展示をこの機会に鑑賞してみてはいかがだろうか。【ウォーカープラス編集部/坂尾康成】
坂尾 康成
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