「投資は怖い」から抜け出そう。超低金利時代に資産形成するための思考法/FIRE達成3児の父に聞く節約と投資

東京ウォーカー(全国版)

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貯金ゼロの浪費家から節約家へと転身し、40代前半、3児の父にしてFIREを達成した みもじ (@mimojinojinsei) さん。

2023年6月に上梓した著書 『貯金ゼロの元浪費家・3児の父が子育てしながら成功できた しあわせFIRE』 から一部抜粋・編集し、物価高騰の話題が絶えない昨今に年収200万円台時代を生き抜くための「お金との向き合い方」を紹介する。

FIRE達成3児の父に聞く節約と投資


今回のテーマは 「“投資=怖い”から、一歩先へ進むための思考法」

投資リスクが怖くならない思考〜投資以外にも損失を伴う行動がある〜

投資未経験の方は「投資は怖い」と感じると思います。その主な理由をいくつか挙げ、それを解消する方法をお伝えします。

●投資が怖い理由:投資に関して知識がないから
投資に限らず、知らないもの(こと)に不安を感じるのは当たり前です。学生が社会人になり会社に就職するときも、不安な気持ちになると思います。それは、会社や仕事について知らないことが多いからです。「どんな上司がいるのだろうか?どんな内容の仕事をするのだろうか?自分に仕事をやりこなす実力はあるのだろうか?」など、“知らない”は人間の不安をかき立てるのです。

解消法:
投資において、不安の対象はリスクだと思います。確かに投資にリスクはつきものです。では「リスクとは何か?どれくらいのリスクがあるのか?自分はどの程度のリスクまで耐えられるのか?」を知れば、不安は解消できると思います。知識を身につけることで不安はなくなります。

●投資が怖い理由:過去の常識を引きずっているから
そもそも日本は「お金の話をすることはタブー」のような風潮があります。大人は子どもにお金の話をあまりしませんし、子どもはお金について教えられずに育っていきます。お金について積極的に向き合おうとする大人も少ないのではないでしょうか?投資を避けている印象さえあります。お金のことで困っている大人はたくさんいるのに、過去の常識にとらわれているおかげで、子どもにも同じことをさせようとしています。

解消法:
時代は変わっています。確かに昔は預金の利率が高かったので、資産形成に貯金は有効だったかもしれません。しかし、今は違います。預金の金利よりもインフレ率が高ければ、資産は目減りしていることと同じです。では、お金をどうやって守っていくことがベストな選択肢なのか?それを考えると、おのずと投資という選択肢が出てきます。親は教えてくれないかもしれません。自ら学んでいきましょう。

投資はお金を守っていくベストな選択肢


損失は、リスクの範囲内で“ある”ことは事実です。ただ、過去の値動きを参考にすれば、どの程度のリスクを抱える必要があるかは、ある程度予測がつきます。リスクがわかれば怖さは軽減されると思います。

本項目のサブタイトルとして「投資以外にも損失を伴う行動がある」と書きましたが、これは「損失を伴う行為は投資だけではありません。日常の行為と変わりませんよ」という意味です。

生きている限りなんらかの損失とは隣り合わせです。また、お金は働けば取り戻せますが、人間は取り戻せないもっと価値のあるものを持ち合わせています。それは、「健康」「時間」「人間関係」であったりします。本来は、その価値あるものの損失に対して警戒すべきです。そのため、 投資だけが特別に損失を伴う行為ではない ことを知ってほしいです。

発売中の「しあわせFIRE」(KADOAKWA)


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