スヌーピーグッズを肌身離さず持ち歩く横浜DeNAベイスターズプロ野球選手・山﨑康晃さんが打ち明けたスヌーピー愛の原点

2024年3月6日発売の 『ダ・ヴィンチ』4月号 では、「スヌーピーミュージアム」のレポートとともに、4人の著名人の“思い出のスヌーピーグッズ”を特集している。本記事では、それぞれが語ってくれた スヌーピー にまつわるエピソードをシリーズで紹介する。

最終回となる第四回は、野球選手の山﨑康晃さん。横浜DeNAベイスターズ所属の投手で、日本代表としても活躍する山﨑さんは、球界を代表するスヌーピーファン！ファン歴も長く、その原点は幼いころの記憶にまで遡る。いつでもスヌーピーグッズを持ち歩いているという山﨑さんにとって、スヌーピーの存在はまるで心の安定剤。「こんなグッズが増えたらいいな」という密かな夢も語ってくれた。

「スヌーピーグッズを肌身離さず持つことは、『変わらず頑張ってくるよ』という母へのメッセージ」山﨑康晃さん(野球選手)

プロ野球選手になって1年目のときに購入した大きなぬいぐるみは、僕にとっての相棒。ずっと寝室に飾っています。ユニフォームを着せて、ウッドストックのぬいぐるみを肩に乗せて。部屋の隅でいつも見守っていてくれています。

もともと母がスヌーピー好きで、マグカップやタオル、歯ブラシまで、小さい頃から身の回りにはスヌーピーグッズがあふれていました。僕にとってスヌーピーがいることは日常で、見ているだけで落ち着きます。

球団の寮に入ったときも、人形やiPhoneケースなど、スヌーピーグッズをたくさん持参したんです。それは「変わらず頑張ってくるよ」という母へのメッセージでもありました。残念ながら母は3年前に亡くなりましたが、スヌーピーは今でも母と僕を繋いでくれる、大事なキャラクターです。

遠征に行くときにも、必ずスヌーピーのグッズを持っていくようにしています。プロ1年目のときに出場した国際大会「プレミア12」ではスヌーピーのスリッパを、有名な一流選手がたくさん出場する大会でも、自分らしさを忘れずに、周りに流されずにいられるようにしたかったんです。スヌーピーグッズは自分を落ち着かせてくれる、味方のような存在ですから。

スヌーピーも仲間たちのことも好きなのですが、ストーリーとしての知識はほとんどなく、シンプルにキャラクターの見た目に惹かれています。なんだか愛着が湧くんですよね。

スヌーピー好きを公言してから、スヌーピーグッズをプレゼントしていただく機会が増えました。ファンの方からの贈り物は、9割がスヌーピー関連のもの。僕が好きなことを知って差し入れてくれることが、本当にうれしいです。

これからもっと野球関連のスヌーピーグッズが増えたらいいなと思います。小さい子どもからお年寄りの方までスヌーピー好きな方はたくさんいるので、グッズを通して野球のことも好きになってもらいたい。そういうちょっとした夢があります。

思い出のスヌーピーグッズ

山﨑選手が入団して一年目のときに、一目惚れして購入した大きなぬいぐるみ。東京・お台場で見つけて「ビビッ」ときたのだそう。ユニフォームを着せて、ずっと変わらず寝室に飾っているのだそう。

あなたにも、思い入れのあるスヌーピーグッズがあるだろうか。うれしいとき、悲しいとき、踏ん張りどころなとき、いつでもとぼけた表情でそばにいてくれるスヌーピーグッズは、心の拠り所になってくれるはず。

スヌーピーミュージアムのミュージアムショップ「ブラウンズストア」や、「PEANUTS」の公式オンラインショップ「おかいものスヌーピー」で、とっておきのグッズを探してみよう。

※本記事は、発売中の「ダ・ヴィンチ」2024年4月号をもとに再編集したものです。

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