酒粕×穀類×ドライフルーツで作る新感覚の「酒粕グラノーラ」が新発売!商品の特徴、開発秘話を担当者に聞いた
東京ウォーカー(全国版)
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今回取り上げるのは、こみや酒店が2024年2月14日に発売した、こみや酒店オリジナル商品となる酒粕グラノーラ(200グラム/1298円)。酒のセレクトショップが酒粕、穀類、ドライフルーツで作り上げた本商品の特徴や開発秘話などを担当者に聞いてみた。

ーー今回の商品の意図や狙い、ターゲットは?
本来、日本酒を作る際に廃棄になってしまう酒粕を活かしたおつまみです。グラノーラを食べている方は少なからず食に興味があり、おいしいものを食べたい・飲みたいという願望が強いように感じます。そういった方々の目に留まることで、より商品の魅力が広がっていくスピードも早くなると思いました。この商品はそのようなさまざまな角度から弊社を知っていただけるものだと思っています。
ーー今回の商品アイデアはどのようにして生まれた?また、その実現に向けて苦労した点は?
知人がきんつば屋を営んでおり、そこで作られていたグラノーラがおもしろいと思ったのがきっかけです。グラノーラはきんつばを作る際に出た切れ端などを捨てずに再利用しています。グラノーラについて「酒粕を使ったものも作っている」と聞き、そうであれは弊社イチオシの酒蔵さんの酒粕でも作れるのでは、と考えました。作っていただくからには、販売する側も納得した商品を出したい。それから試行錯誤しながら、配合などの調整を5回ほど行いました。
ーーユーザーへのメッセージは?
これをきっかけに日本酒を飲んでみようという方が増えたらうれしいです!
「酒粕グラノーラ」の特徴
“お酒にあう酒粕の風味をいかしたグラノーラ”がコンセプトで、日本酒「宮寒梅」の酒粕、オーツ麦、癖のない甜菜糖100%の白砂糖、塩味には塩麹、そして深みを出す隠し味にみりんを用いたグラノーラがベース。さらに酒のお供にも親しまれる香ばしいナッツやドライフルーツをバランスよく配合し、甘味と塩味を同時に感じる食べ応えがあるオリジナルのグラノーラが誕生した。
さらに一般的なグラノーラより粒が大きいため、そのままでも食べやすく噛んだときに素材の香りをより感じやすいのもポイント。おつまみやおやつとしても食べやすい。
※原材料:オーツ麦、砂糖、酒粕、米粉、米油、酒粕、塩麹、豆乳、みりん、アーモンド、くるみ、レーズン、クランベリー、かぼちゃの種、イチジク、ココナッツ、ごま使用
作成協力者
「酒粕グラノーラ」の作成には、“飲み物と合わせたい「きんつば」”をコンセプトにオリジナルのきんつばを季節ごとに製造・販売している「創作菓子屋 きんつば 秀」(※以下「きんつば 秀」)が協力。「きんつば 秀」はフードロス削減を意識し、きんつばの製造過程で出る「きんつばの皮」を加えたグラノーラの製造・販売の実績がある。
グラノーラ作成にあたって、きんつば秀 奥泉さんは「グラノーラは焼き菓子なので、熱を加えると飛んでしまう酒粕の風味をどうやって残すか。酒粕の加え方やオーブンの温度、焼き時間の調整で何度も試作を重ねました」とコメント。苦労を重ねたうえでの自信作となった。

ペアリングの提案
日本酒「宮寒梅」の酒粕を使っているということもあり、こみや酒店がおすすめするペアリングはやはり日本酒。一番は「宮寒梅純米大吟醸」だが、ウイスキーなどとのペアリングもおすすめだ。さまざまな酒とのペアリング探しを楽しみたい。

こみや酒店について

「新たなお酒と出会える酒屋」がコンセプトの酒のセレクトショップ。国産のみならず、世界各国の酒を含む約2000アイテムを販売。ユーザーの“お酒を楽しむ幅”を広げていくこと、そのきっかけを提供することを大事にしている。
商品を仕入れる際は実際に現地へ足を運び、その土地の風土・食事・その酒ができるストーリーといった生の情報をユーザーに伝えることも大切にしている。店内にはバーカウンターが併設されており、KAKUUCHI(角打ち)にて酒を味わい、体感することができる。
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