水木しげる記念館がリニューアルオープン!妖怪ロードを巡る見どころと周辺グルメを紹介

東京ウォーカー(全国版)

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周辺の妖怪スポット

水木しげるロード
記念館近くにはさまざまな立ち寄りスポットもある。記念館に面し、JR境港駅から東へ約800メートル続く「水木しげるロード」は、1993年に誕生。2018年の大規模リニューアルではバリアフリー化が進み、休憩場所も設置された。178体の妖怪たちのブロンズ像が点在し、撮影スポットとしても人気だ。

思わず写真を撮ってしまう妖怪のブロンズ像は178体ある


日没から22時までは、ブロンズ像や妖怪たちの影絵のライトアップが楽しめる。周辺にはファンならずとも立ち寄りたい、ユニークな店や土産物店も立ち並んでいる。

妖怪食品研究所
水木しげる記念館の横にある「妖怪食品研究所」の名物は「妖菓目玉おやじ」(500円)。目玉おやじをリアルに再現した練り切りで、ユニークでインパクトがある見た目は、年代を問わず人気となっている。松江市の老舗和菓子店・彩雲堂が手がけており、味も本格派。中のこしあんは、北海道産の小豆を使用して職人が丹念に練り込んでいる。

リアル目玉おやじになりきろう!


見た目もユニークなので、おもしろ写真撮影を楽しもう。食べ歩き用のほか、お土産用(2個入り1000円〜)もあり、賞味期限は常温保存で3日から6日程度。何ともインパクトのあるお土産になりそう。

ゲゲゲの妖怪楽園
水木しげる記念館のすぐ裏手にあるのが「ゲゲゲの妖怪楽園」。フォトスポットや売店、射的などの遊べるスペースとテーブル席があり、休憩スペースとしても利用できる。人気は「妖怪クリームソーダ」(550円)。映画「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」でも、鬼太郎の両親がクリームソーダを飲むシーンがあり、大人気なのだとか。

「妖怪クリームソーダ」(550円)


3色のソーダと好きなキャラクターを選択可能。クッキー製のキャラクターは12種類あり、地元のお菓子屋さんで丁寧に作られたクッキーはやさしい味わい。カラフルなソーダとかわいいクッキーで、写真映えも確実な1杯だ。

妖怪神社
全国からさまざまな妖怪たちが集うという「妖怪神社」では、妖怪たちの妖力がご利益を授けてくれるのだそう。神社建立の折に水木しげる先生が入魂したというご神体は、約10尺(約3メートル)の黒御影石と、樹齢300年の欅(けやき)。まずは入り口にある「目玉おやじ清めの水」で、手を清めて参拝しよう。

妖怪神社「目玉おやじ清めの水」


境内には妖怪からくり人形がおみくじを運ぶ「からくり妖怪みくじ」(1回200円)や、妖怪によって願掛内容が異なる「妖怪絵馬」(3種 各500円)もある。

千代むすび酒造 岡空(おかそら)本店
「ゲゲゲの鬼太郎」パッケージの酒がそろうのが「千代むすび酒造 岡空(おかそら)本店」だ。1865年創業の老舗酒造で、鳥取県固有の幻の酒造好適米「強力(ごうりき)」などを使用して、酒造りを行っている。テイスティング付きの酒蔵見学(要予約・一般向け1000円〜)もあり、酒の知識や酒造りの工程が学べるのもうれしいところ。

純米吟醸酒「鬼太郎純吟」(495円)


店内には、立ち飲みスタイルでサクッと楽しめる日本酒バー「酒蔵角打ち」のほか、酒の仕込み水で煎れたコーヒー(300円)や、千代むすびの米・麹で仕込んだ「特製甘酒」(300円)が味わえる茶房「蔵や」もあり、休憩にもぴったりだ。

JR境線 鬼太郎列車
水木しげるロードの最寄りである境港駅へはJRが便利。米子市と境港市を結ぶJR境線では、ユニークな妖怪列車・6タイプがローテーションで運行中。外観はもちろん、中も妖怪だらけで楽しめること間違いなしだ。

「こなきじじい列車」 (C)水木プロ

内装にもキャラクターが(C)水木プロ


沿線上の16の駅には「ねずみ男駅(米子駅)」や「鬼太郎駅(境港駅)」などの愛称がつけられており、車内放送も鬼太郎や目玉おやじ、ねこ娘が担当。なんとも妖しい雰囲気が楽しめる。

周辺のグルメスポット

水木しげる記念館から車で約5分の距離にある境港周辺では、新鮮な魚介グルメが楽しめる。せっかく港町にきたのなら、ぜひ立ち寄りたいスポットを紹介する。

カニの水揚げ量が日本一の境港ならでは! ゆでたてのカニ


境港水産物直売センター
境港のすぐ近くにあり、港から直送される新鮮な魚介類が並ぶのが「境港水産物直売センター」。境港はカニの水揚げ量が日本一で、さらに本マグロの水揚げ量も日本有数となっている。

新鮮さはもちろん、産地ならではのお得な品もたくさんそろう


12の水産販売店が軒を連ねるこちらの魅力は、発送はもちろん、買ったものをセンター内のテーブルですぐに食べられるところ。ベニズワイガニや岩ガキ、朝どれのエビなど、季節によってさまざまな海の幸が楽しめる。

「モサエビ」(1盛1000円)は鮮度劣化が早いため、地元でしか味わえない幻のエビ


ほかのカニに比べてミソが柔らかいベニズワイガニは、ほぐした身をミソにつけて食べると絶品!カニに関しては、お願いすれば食べやすくさばいてもらえるほか、道具の貸し出しもしてくれる。

旨いもん市場 海月丸(かつきまる)
境港から徒歩約15分の場所にあるのが「海月丸(かつきまる)」。地元出身のオーナーが仕入れる海鮮はどれも新鮮で、海鮮丼や定食などで旬の味が楽しめる。

一番人気の「てっぺん海鮮丼」(2970円)は、具が丼からはみ出す豪快さ


一番人気は赤字覚悟の「てっぺん海鮮丼」(2970円)。境港の新鮮魚介がたっぷりのった丼に、カニが一杯どーんとはみ出す豪快な丼には、お吸い物と日替わり小鉢、漬物が付き、旅先での贅沢ランチにぴったりだ。


風もさわやかな初夏は、徒歩での観光に最適な季節。リニューアルオープンでパワーアップした水木しげる記念館と、海鮮が楽しめる境港へ出かけてみてはいかが?

※記事内の価格は特に記載がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。

(C)水木プロダクション

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