【福岡のうまかもん】鶏の旨味を存分に味わえる、博多水炊きの始まりどころ
九州ウォーカー

創業明治38年、博多の地で110年以上の歴史を持つ「博多水たき元祖 水月(すいげつ)」(福岡市中央区平尾)。初代の林田平三郎氏が洋食のコンソメと中華料理にヒントを得て、日本風にアレンジしたのが現在の水炊きの始まりと言われる。現在は3代目の三郎さんが、伝統の味を守りつづけている。

水炊き(Bコース5300円~)には九州産の若鶏を使用。水と鶏だけを煮込んで作るコンソメ風のスープはすっきりとしながらコクのある味わいが特徴。柔らかい鶏肉と時間が経ってもふわふわのミンチは感動の美味しさ。各席に仲居さんが付いて鍋の世話をしてくれるので、一番美味しい状態を味わえる。

子供や若い人には、単品の鳥唐揚げ(1500円)が人気。もも肉を使用したジューシーな味わいと、大きなサイズが魅力的。付け合わせのさっぱりとしたコールスローとの相性も抜群。単品は他にもも塩焼や肝甘露煮などを用意する。

席は1階と2階の合わせて85席。2名から利用できる掘りこたつ席や座敷席の他に最大40人利用できる個室も用意される。水炊きの元祖とあり、地元のみならず観光客の利用も多い。遠方で食べられない…という人のために鍋に入れて温めるだけのお取り寄せ水炊きセットも販売(9720円~)。
【九州ウォーカー編集部/文=山本佳世、撮影=鍋田広一(パンフィールド)】
パンフィールド
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