男爵邸で和食とUSビーフ&ポークが融合した創作会席

関西ウォーカー

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明治時代の大阪経済界の重鎮・藤田傳三郎男爵の邸宅を前身とする太閤園。広大な築山式回遊庭園を中心に結婚式場や宴会場、レストランが立つ

その一つ、料亭「淀川邸」は、旧藤田家東邸を生かした築100余年の建物で、四季折々の風情を見せる庭園はもちろん、1枚彫の欄間やさりげなく置かれた調度品にも、男爵の美意識を感じることができる。

料理は旬の食材を生かした本格会席料理。昼は3800円から、夜は14900円から、見た目も味わいも料理長が工夫を凝らした彩り豊かな会席料理が味わえる。

9月6日から10月31日(火)までは昼限定で和食とアメリカンビーフ&ポークが融合した創作会席「悠―YUU―」(10300円)を提供する。これは米国食肉輸出連合会とコラボレーションしたスペシャルな企画。赤身肉が主体のアメリカンビーフは柔らかく、旨味たっぷり。同コースでは、サーロインを50度の低温で1時間半かけて蒸し焼きにした前菜「サーロイン蒸し焼き」やほんのり赤みの差した薄切りの「サーロインしゃぶしゃぶ」など、前菜、吸物、造り、焚合、焼き物、冷やしもの、食事、甘味の全8品。サーロイン蒸し焼きは低温で調理するため柔らかく、赤身の味わいは萩真丈やサーモン砧巻といった和風の付け合わせとも好相性。しゃぶしゃぶでは胡麻だれの濃厚な味わいが、肉の味を引き立ててくれる。

同様に味わい深くあっさりした口当たりのアメリカン・ポークはバラ角煮で提供。ホロホロと崩れる角煮は豊かな旨味を楽しめるが、脂分が少ないためさっぱりした後味だ。おこわや野菜と共に、ジャガイモのピュレをかけて、玉地蒸しにして提供される。味も見た目も意外性に満ちていて、創作会席の奥深さを感じられる一品だ。

そのほか、オプションでアメリカン・ビーフのリブロース塩釜焼きも。リブロースの表面を香ばしくソテーし、竹皮の上から塩釜で焼き上げた塩釜焼きはしっとりとした仕上がりで美しいピンク色。1人1500円で5人から注文できる。

そのほか9月9日(土)~10月15日(日)の土日祝にはマツタケをはじめ、キノコや栗など秋の味覚満載の「秋の味覚ビュッフェ~松茸ほか秋の食材食べつくし~」を開催。マツタケなどを七輪で炭火焼きにし、焼きたてが食べられるほか、松茸土瓶蒸しや松茸茶碗蒸しも食べられる(土瓶蒸し、茶わん蒸しは1人一つ)。そのほか、牛肉のローストや生ハムカッティングサービス、松茸と海老と茄子と獅子唐天麩羅盛り、松茸ごはん、栗やカボチャを使ったスイーツなども楽しみだ。

関西ウォーカー

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