久留米名物!“黒田うなぎ”の代表格「富松うなぎ屋 黒田本店」

九州ウォーカー

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筑後川そばにある久留米市黒田地区は、川魚問屋が集まっていた歴史を背景に福岡屈指のウナギ処として知られている。その“黒田のうなぎ”のなかでも、特に人気を集める店が約80年の歴史を誇る「富松うなぎ屋 黒田本店」(久留米市大善寺町)。日本庭園も備えた格式ある建物に180の客席を備え、多い日は1日1500から2000匹を出している。

「特上セイロむし」(3000円)。ふっくらとしたウナギがご飯の上だけでなく、中にも入っている。ご飯にもタレがしっかりと染み込み美味


特上せいろが人気No.1! 特製ダレが決め手のウナギ料理がそろう


国内産を厳選するウナギは、背開きにして備長炭で焼き上げる。創業以来継ぎ足して使う旨味が凝縮されたタレに4、5回たっぷりと漬け、甘くて濃厚な味をしっかりと染み込ませる。

ウナギは背開きにして串を打たずに焼くスタイル


「熟練の職人がウナギそれぞれの特徴を見極め、焼き方、焼く時間、タレの染み込ませ方を調整しています。いいウナギほど脂がのっているので短時間で焼き上がりますね。香ばしさとふっくらとした食感を楽しんでください」と黒田店店長の田中徹さんは語る。

「うなぎ塩焼」(1870円)。ワサビでさっぱりと食べる


席に着くとお茶とともに、ウナギの骨せんべいが出される


メニューは人気の高い「セイロむし」(2200円、特上3000円)をはじめ、「うなぎ定食」(2200円、特上3000円)や「うなぎ蒲焼」(1870円)、「うなぎ塩焼」(1870円)、「うなぎ丼」(1870円)など多彩にそろう。また、席に着くとお茶とともにウナギの骨せんべいが出される嬉しいサービスもある。

高級感のある店のしつらえ。客席は1・2Fで180席ある


久留米市出身のシンガー・家入レオさんも家族で足しげく通うなど、多くの著名人にも愛されている“黒田のうなぎ”。店は筑後川の水害で昭和43年に同黒田地区より現在の場所へ移転したこともあったが、昔ながらの味を守り続けている。

週末は開店前に順番待ちができるほどの人気ぶり


久留米方面のドライブ途中に立ち寄りたい、老舗自慢のウナギ料理は黒田本店の他、荒木店(久留米市荒木町荒木480-5)でも楽しめる。店ではもちろん、持ち帰りもできるのでぜひ味わってほしい。

[富松うなぎ屋 黒田本店]福岡県久留米市大善寺町黒田83-6 / 0942-26-3608 / 10:00~21:00(LO20:45) / 不定休

【九州ウォーカー編集部/文=上村敏行(J.9)、撮影=戸高慶一郎】

上村敏行

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