豪快にかぶりつくべし!久留米のハズせないB級グルメ「骨付カルビの店 げん氣亭」

九州ウォーカー

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「ブリヂストン」「ムーンスター」「アサヒコーポレーション」のゴム製品製造業三社をはじめ、近代工業都市として栄えた歴史を背景に、大衆グルメ文化が深く根付く久留米。豚骨ラーメン、焼鳥は久留米のB級グルメとして全国的にも有名だが、“骨付カルビ”もまたハズせないご当地の逸品である。

「名物骨付きカルビ」(1人前918円、写真は2人前)。熟成した甘めのタレに漬け、炭火焼きにした豚の三角バラ。ゴマが振り、キャベツを添える


熟成ダレがかかる肉は見事な“照り”! ついつい手が出る濃厚な旨さ


「骨付カルビ」(1人前918円)は戦後、焼肉店「ひがし田」(久留米市六ツ門町)の初代が脇役的食材であった、骨付カルビ(豚の三角バラ)に着目し、ホルモンなどに使用する焼肉のタレで味付けして出したことが始まりとされる。

その「ひがし田」で修業した大石清吾さんが、2009年に独立開業した店が「骨付カルビの店 げん氣亭」(久留米市国分町)だ。

【写真を見る】秘伝の熟成ダレが味の決め手!甘く濃厚な味わいがクセになる


素材は九州産豚肉の三角バラを厳選。骨と肉、脂身のバランス、心地よい食感の大きさ、厚みを考慮して切り分け、甘くて濃厚な熟成ダレを揉み込む。炭火焼きの香ばしさもまとった「骨付カルビ」は、ウナギの蒲焼きのような見事な照り。しつこすぎない甘さ、添えられた酢ダレキャベツのさっぱり感も相まって、ついつい“もう一個”に手がのびる。

骨付きカルビを焼く様子は小窓から見ることができる


店主の大石清吾さんがのれんを守り続ける


食べる時は豪快に手づかみするのがベスト。骨を持って肉を噛み、横に滑らせるように食べると骨から肉がきれいにはがれる。同メニューを注文すると、人数分の量が一皿に盛られ、そのボリューム感に決まって驚きの声が上がる。

「馬ユッケ」(918円)も名物メニュー


「骨付カルビ」の他、「地鶏焼き」(810円)や「馬刺し」(918円)、「馬ユッケ」(918円)、そしてシメの「クッパ雑炊」(702円)もプッシュメニュー。

店内にはカウンターや座敷のほか、奥に大広間もあり全80席


地元民も多く集う骨付カルビの店。駐車場も約25台分ある


酒のつまみとしてだけでなく、「白飯」(200円から)とのテッパンコンビを楽しむのもオススメだ。久留米に行って、本場の味を体感しよう!

[骨付カルビの店 げん氣亭]福岡県久留米市国分町1197-12 / 0942-21-7127 / 17:30~23:00(LO22:00) / 木曜、第1・3水曜休み

【九州ウォーカー編集部/取材・文=上村敏行(J.9)、撮影=戸高慶一郎】

上村敏行

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