糸島・人気カフェの姉妹店!コーヒー豆生産者と繋がる「COFFEE UNIDOS」

九州ウォーカー

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2016年11月に誕生した「COFFEE UNIDOS(コーヒー ウニドス)」は、糸島の人気ロースターカフェ「Tana Cafe + Coffee Roaster」の姉妹店。店内に足を踏み入れると、圧倒的な存在感を放つ巨大な焙煎機が目に飛び込んでくる。

屋号の「UNIDOS」に込めたのは、コーヒー豆生産者との繋がりの大切さ


スイスのBUHLER社製の焙煎機を使うことで、「コーヒーの味が安定し、より多彩な焙煎にチャレンジできるようになった」と、店主兼ロースターの田中裕之さんは話す。

焙煎機は熱風式のBUHLER15-20kg


毎年、自ら生産国まで出向き、生豆を仕入れるスタイルを一貫する田中さんは、「産地へ行くのは高品質な豆を仕入れるためでもあるが、1番の目的は生産者との信頼関係を深めるため」と語る。スペイン語で“繋がる”という意味を持つ“UNIDOS”という言葉を屋号に掲げていることからも、その思いが伝わってくる。

【写真を見る】それぞれの豆の生産国はもちろん農園名も明記。ビーンズカードに載せている焙煎度、フレーバー、質感などをチェックして試飲すると、味わいや感じ方も違う印象


コーヒー豆は、2種類のブレンドと、8種類のシングルオリジンを用意。“同じ生産国でも農園や栽培環境、豆の品種により、全く味が異なることを伝えたい”と、同店では、焙煎から生じる香りや風味を極力控えた、浅煎りから中煎りがほとんどを占める。

すべての豆の試飲を用意。飲んだときの温度も大切に考え、保温性の高いタンブラーで準備しているのもポイント


すべての豆の試飲が可能で、生産国や農園名、焙煎度、フレーバー、質感など、豆の特徴もチェックできる。ブレンド、シングルオリジンともに100gから販売し、250g以上を購入すると割引がありお得。

マシンで抽出する「本日のコーヒー」(250円)はうれしいバリュー価格。豆が選べる「フレンチプレスコーヒー」(350円〜)、「カフェラテ」(400円)も用意する


店内にはイートインスペースが5席あり、「本日のコーヒー」(250円)や、豆が選べる「フレンチプレスコーヒー」(350円~)、「カフェラテ」(400円)など、その場で味わうこともできる。

販売用の抽出器具は種類豊富。田中さんはバリスタからコーヒーの道に入ったこともあり、それぞれの抽出器具のメリットなども教えてくれる


店での抽出はフレンチプレスのみだが、“同じ豆でも、抽出方法により味わいが変わることを発信したい”と、ドリッパーやエアロプレスなど多彩な抽出器具を販売する。

店があるのは国道202号沿い


店の内装や外装のデザインは糸島の木工職人「アコーデオン」によるもの


豆選びからロースト、淹れ方までこだわる同店。華やかに広がる酸味、果実を思わせる余韻に、コーヒーの概念が覆されること必至だ。

[COFFEE UNIDOS]福岡県糸島市浦志2-14-17 井上ビル1F / 092-335-3394 / 10:00~19:00 / 水曜休み

【九州ウォーカー編集部/取材・文=諫山 力、撮影=戸高慶一郎】

諫山 力

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