“すっぱ辛い×チョコ”に衝撃! 麺屋武蔵の“新作チョコラーメン”最速レポート
東京ウォーカー
昨年のあえ麺「梅ガーナ」や今年発売した「味噌ガーナ2010」など、チョコを調味料として使った“チョコラーメン”を次々と発表している「麺屋武蔵」。そんな同店から、2月1日(月)、新しいチョコラーメンが登場する。今回は、酸辣湯麺(サンラータンメン)をベースにした、すっぱ辛いスープとチョコのコラボだというのだ。気になる記者は早速店を直撃! 前代未聞の味を確かめてきた。
「酸辣(サンラー)ガーナ」(850円)は、酸味と辛味が強いスープに「ガーナミルクチョコレート」のコクと甘味が合わさったユニークなラーメン。見た目は、アジアンテイストの華やかな盛り付けが特徴で、トウガラシとナッツをガーナミルクでまとめたチョコのトッピングや、タイ料理で使われる花作大根の上に乗ったひとかけらのチョコが、否が応でも目立つ。
「酸辣にチョコ…?」と少々いぶかしく思いながらも、早速一口…。するとどうだろう、最初は、酸辣の“酸っぱさ”と“辛さ”がかなり強いのだが、箸休めのようにトッピングのチョコを食べることで、酸味と辛味の刺激部分だけが落ち着き、まろやかで深みのある味が口いっぱいに広がるではないか。しかも、棒状の牛肉を揚げてチョコをからめたトッピングがかなりウマい! “しょっぱ甘い”感じで、これだけでもパクパクいけそうな完成度の高さなのだ。ピリッとしたスープとストレート細めんとの相性もよく、スープ→トッピング→麺と食べ進め、あっという間に完食してしまった。
こんなに「酸×辛×甘」のコラボが調和するとは驚きだけど、一体どこからこんなアイデアが?
「もともとチョコレートにはわずかな酸味があるので、酸味とチョコはベストマリアージュなんですよ」とは、麺屋武蔵本店の大番頭・矢都木さん。去年の梅とチョコを組み合わせた「梅ガーナ」も好評で、“酸×チョコ”のベストマッチに確信を得たという。
「今回気にかけたところは、酸味と辛味を強めに出すことです。下手に弱めてしまうとチョコに負けてしまって味がぼやけるんですよ。最初、『ちょっと辛すぎるかな』と思うくらいの方が、ラーメン全体としてまとまった味になります。“酸×辛×甘”のマリアージュをぜひ味わってください」と、矢都木さんも自信の笑顔だ。
一見、奇想天外なラーメンに見えるが、実はかなり計算しつくされた麺屋武蔵の「酸辣ガーナ」。去年の「梅ガーナ」、今年ひと足早く発売している「味噌ガーナ2010」に続き、多くのラーメンファンの関心を集めることは間違いないだろう。発売は、「麺屋武蔵 本店」(東京都新宿区)で、2月1日(月)〜14日(日)の期間、18:00〜21:30のみ。しかも、1日限定20食というから、気になる人は早めに行くのがオススメだ。
ちなみに、ラーメンにはパクチーが入っているが、パクチーが苦手な記者も気にならないほどスープとマッチしていた。普段は苦手な人にもパクチー入りをオススメしたいが、どうしても無理という人はネギに変更してくれるので店員さんに相談してみて! 【東京ウォーカー】
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