好きな4種を試飲できる!北陸最古のクラフトウイスキー蒸留所「三郎丸蒸留所」へ大人の工場見学に行ってきた

東京ウォーカー(全国版)

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ミズナラ樽が置かれている樽貯蔵庫

三郎丸の名前が大きく書かれた樽貯蔵庫

続いて熟成用の樽貯蔵庫を案内してもらう。SABUROMARUと大きく書かれた建物の中には、上のほうまでずらりと樽が並んでいる。別の場所にも貯蔵庫があり、計6000樽程の熟成が可能だそうだ。

貯蔵庫にはバーボン樽や、芳醇な香りのウイスキーが熟成されるシェリー樽のほか、富山県産のミズナラを使った「三四郎樽」も置かれている。これは地元の林業家や木工職人と共同開発したもので、この樽でウイスキーを熟成させることで香木のような風味が加わる。ここでも地元に根差した新たな試みがなされていた。

富山県産ミズナラ材を用いた「三四郎樽」


お待ちかねの試飲。スモーキーな味わいがクセになる

1時間弱の見学を終えて、受付をした大正蔵に戻ると、見学の記念としてオリジナルグラス、オリジナルボールペン、ウイスキーサンプル2本のお土産セットと試飲用コイン4枚をいただく。2本入っていたウイスキーはいずれも非売品。「ニューポット」と記された1本は、通常は市場に出回らない樽に入れる前のウイスキー。蒸留したてのスパイシーさの中に、まろやかさを感じることができた。もう1本は3年熟成したもの。まっさらなウイスキーと比べて、飲むおもしろさがあった。

ガイド付き見学プランは非売品のウイスキー2本、オリジナルグラス、三郎丸オリジナルボールペン、試飲用コイン4枚付き


さらに試飲用コイン4枚を使って、見学後に6種類のウイスキーと6種類の日本酒やリキュールの中から、好きなものを4種類選んで試飲が楽しめるようになっていた。ツアーで一緒になった人たちは、ウイスキーを中心に飲んだり、せっかくだからと日本酒も試飲する人も。「おいしい!」「このスモーキーさがクセになる」そんな声が聞こえてくる。最後には、ここでしか買えないというウイスキーも購入。お土産に購入したウイスキーを飲みながら、旅の余韻にも浸れる満足度の高い体験だった。

施設情報

住所:富山県砺波市三郎丸208
アクセス:【電車】JR城端線油田(あぶらでん)駅から徒歩約1分
駐車場:あり(普通車15台)
定休日:原則水曜日、年末年始
ガイド付見学:スタート時間は(1)10時45分~ (2)13時20分~ (3)14時30分~ ※(3)は土日のみ。
公式サイト、「三郎丸蒸留所」見学予約システムより要予約
料金:ガイド付き見学プラン 1人4000円
(オリジナルグラス、非売品ウイスキー2本、オリジナルボールペン、試飲用コイン4枚付き))
※団体向けプランあり
※現在ガイドなし自由見学は休止中


取材・文=レックス 二宮大輔

※20歳未満の者の飲酒は法律で禁じられています。
※記事内に価格表示がある場合、特に注記等がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。

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