西武池袋線でおさえておきたいラーメン店5選!勢力拡大中の家系の一杯や超濃厚つけ麺、淡麗絶品な塩など、イチオシのラーメンを紹介

東京ウォーカー(全国版)

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【江古田】極太麺×超濃厚スープ!強い旨味にハマる絶品つけ麺「長男、ほそのたかし」

千葉県市川市の本店「長男、もんたいちお」、墨田区錦糸「長男、おかわしゅん」とともに、「長男」グループの一角を担う「長男、ほそのたかし」。同店はグルメサイトのランキングで上位に入るほか、SNSなどでも紹介されているので、そのインパクトのある店名を聞いたことのある人も多いのでは?

「特製つけ麺 並」(1350円)、麺大盛り300グラム(+100円)

濃くとろみのあるつけ汁。大量のガラや乾物の旨味を最大限に抽出


「特製つけ麺 並」は、一度食べたら忘れないインパクトの強い一杯だ。つけ汁は国産鶏のガラ、豚のゲンコツ、カシラ、豚足をはじめとする10種類以上のガラに、厳選した煮干しやカツオ節といった乾物系をプラス。一度に150キログラム以上の素材を使い、20時間以上かけて煮出すため、それぞれの旨味が抽出されている。

大量の素材をじっくり時間をかけて作るため、旨味はもちろん、香りも芳醇で食欲をそそる。仕上げに裏ごしを二度行うので、舌触りがなめらかで食べやすいのも特徴だ。

国産小麦100%の超極太麺を使用


栃木県「中沢製麺」とともに開発した超極太麺を使用し、茹で時間はなんと約12分!じっくりと茹でられた麺はモチモチの食感が段違いで、口いっぱいに広がる豊かな風味が魅力。濃厚なつけ汁にも負けないほどの存在感となっている。

つけ汁に入れる国産ネギ、麺につけてそのまま味わう梅カツオ、鯛塩と3種類の薬味もセット。鯛塩は日替わりで、カレーパウダーや柚子胡椒などと変更の場合あり。

余ったつけ汁はスープ割りにして堪能できる


系列店と異なるタレを合わせるのもポイント。スルメイカなどの乾物で作る醤油ダレに、リンゴとレモンの自家製甘酢を加えた特製ダレを合わせ、ほのかな甘さと酸味でさわやかに仕上げられている。濃厚ながらもあと味はスッキリとして、思わず箸が進む一杯。

「特製」は通常のトッピングに加え、半熟味玉、自家製短冊メンマ、2種類のチャーシュー、海苔も追加され、満腹感もかなりのもの。麺の量は150グラム(+杏仁豆腐)の「レディース」(+150円)、300グラムの大盛り、最大の600グラムの漢盛(+400円)など。幅広く7段階から選べるので、お腹の具合に合わせてセレクトしよう。

カウンターは9席。行列もしばしば。昼過ぎや開店直後に行くとスムーズに入れることが多い

江古田駅からすぐに行ける。各店の店主はみな長男


■長男、ほそのたかし
住所:東京都練馬区旭丘1-68-12 第四正道江古田ビル/電話:090-3852-4038/営業時間:11時〜14時50分、17時30分〜21時、土・日・祝日11時〜20時(各LO)/定休日:なし/支払い方法:現金

【桜台】練馬屈指の塩の名店。職人自慢の淡麗ラーメンをすする「桜台らぁ麺 美志満」

「桜台らぁ麺 美志満」は練馬区桜台で13年続く塩ラーメンの名店。軸となる塩ラーメンは「鶏出汁」、「魚介」、「創業」の3種類あり、さらにつけ麺、定期的に出る限定麺などのさまざまな麺メニューを展開している。

スープはもちろん、麺までメニューごとに最適なものをセレクト。店主・髙木さんが一人で切り盛りしているが、旨さに対する妥協は一切なし!自慢の塩ラーメンをすすって職人のこだわりを体感しよう。

「鶏出汁チャーシュー麺(塩)」(1200円)


創業当時は塩一本で展開していたが、客のリクエストに応えるうち、メニュー数が増加。塩だけでなく醤油や限定麺を求める常連もいるなど、すべてのメニューの完成度の高さが伺える。麺メニューはバリエーション豊富でつい迷ってしまうが、そんな人はまず「鶏出汁らぁ麺(塩)」(900円)がおすすめ。

仕上げに入れる若鶏油が、ラーメンを上質でコクのある味わいに変える


丸鶏、鶏ガラ、鶏ひき肉を使い、鶏のコクを最大限に凝縮したスープが自慢。「鶏出汁らぁ麺」には若鶏油を加え、さらにコク深く仕上げている。スープは透き通るように美しく、飲み干せるほどの淡麗さが魅力だ。喉越しなめらかなストレートの細麺が、さらりとしたスープと抜群の相性をみせる。

鶏は常に良質な素材を厳選するため、産地や銘柄を限定しないのがこだわり


店主の髙木さんはホテルのシェフ、都内のラーメン店などで腕を磨いた料理人。ラーメンに関しても、鶏ムネ肉のチャーシューはマイタケと一緒に煮込んで肉を柔らかくするなど、これまでに学んだ技術を遺憾なく発揮し、各素材のよさを最大限に活かせるようこだわっている。

塩ダレには淡路島の藻塩、大島の海塩、モンゴルの湖塩をブレンドし、九州の白醤油、魚介の旨味をプラス。鶏出汁からほんのり感じる特製の塩ダレの風味もアクセントになっている。

カウンター8席。素材から全く異なるラーメンの食べ比べもおすすめ

店主がデザインした桜のロゴが目印。看板には隠れカワセミがいる


■桜台らぁ麺 美志満
住所:東京都練馬区桜台1-2-9 モトビル桜台103/電話:非公開/営業時間:11時30分〜15時(LO14時50分)、18時30分〜22時(LO21時50分)/定休日:火曜/支払い方法:現金、交通系IC、QRコードほか

【所沢】名付け親はあの有名人!〆にもすすりたい絶品とんこつ味噌「まぼろし軒」

所沢駅から徒歩約10分の場所にポツリと佇む「まぼろし軒」は、1987年に元B&Bの島田洋七さんが開業し、名付け親となったのは北野武さん。この2人と古くから親交のある店主・小田富男さんとともに3人で立ち上げたラーメン店だ。

「自家製からしラーメン」(1110円)


「3人で守る3つの味」をコンセプトに、豚骨・鶏ガラ・豚と鶏のミックスと3種類のスープを用意。それぞれのスープをベースに醤油、塩、味噌、からし、牛すじと多くのラーメンを展開している。

ストレートの細麺を使用。豚ゲンコツのスープや万能ネギなど福岡の博多ラーメンがベース

博多(福岡)の屋台で学んだのち、独自に改良を重ねながらラーメン作りを行う


今回は「自家製からしラーメン」をチョイス。豚骨に味噌を合わせたスープに自家製の“からし”を効かせたイチオシのラーメンだ。スープは豚のゲンコツのみを大量に使い、十数時間かけて炊き上げるため、臭みがなく豚の濃厚なコクが感じられる。2種類をブレンドした味噌の風味もしっかり!さらに地元の醤油を返しに入れ、キレのある味わいも魅力になっている。

店主の小田富男さんが温かく迎えてくれる


店内では多くの常連が小田さんとの会話を楽しむ様子が印象的だ。アットホームな雰囲気を体現したような空間で、〆の一杯はもちろん、おつまみやお酒も豊富なので気軽に飲みに行ってみるのもいい。

島田洋七さん、北野武さんとの思い出の写真や有名人のサインが飾られる

平日・週末問わず夜遅くでも、ふらりと立ち寄れる深夜のラーメン店


創業前の当時の所沢周辺に、「深夜でも〆の一杯が食べられる店」がなかったことから同店を開業したのだそう。創業から現在まで営業は翌4時(日は翌3時)まで。深夜でも人々を迎え、明け方になると“まぼろし”のように消えていく。

■まぼろし軒
住所:埼玉県所沢市南住吉21-40/電話:04-2923-4738/営業時間:11時30分〜15時、17時〜翌4時、土曜・祝日11時30分〜翌4時、日曜11時30分〜翌3時/定休日:月曜/支払い方法:現金

※記事内に価格表示がある場合、特に注記等がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。

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