二宮和也「上映中に泣いたりわめいたりしても大丈夫!」0歳から楽しめる映画『シナぷしゅ』でタクシードライバー役に
東京ウォーカー(全国版)

二宮和也が語る幼少期の映画館の思い出
――二宮さんご自身の幼少期のエピソードも伺いたいです。
【二宮和也】親戚の子どもがほとんど女の子だったので、経営者だった祖父が“ようやく代継ぎができた”と喜んで、僕のことをすごくかわいがってくれたのを覚えています。「野球がやりたい」と言ったらすぐに必要なものをそろえてくれましたし、とにかく甘やかされていました(笑)。
――本作は0歳から映画館デビューできる作品です。ぜひ二宮さんの子どもの頃の映画館の思い出をお聞かせいただけますか?
【二宮和也】子どもの頃は、(映画を観る)ツールが映画館しかなかったので、“映画館ってこんなに人がいるんだ!”と、驚くほどパンパンにお客さんが入っていた記憶があります。席と席の間にある階段に座って観ることもありましたし、早いもの順で席を取るシステムだったので立ち見の人もいました。昔は、よく子ども向けのアニメ作品を2本立てで上映していたのですが、僕が初めて映画館で観たのがそれだったと記憶しています。

――映画館で立ち見は今では考えられないですし、劇場内も喫煙OKの時代がありました。
【二宮和也】信じられないですよね。でも、当時の映画館は走り回っている子どももいたし、もっと大らかだったというか、それが普通だったので、ガヤガヤした中でも映画を楽しんでいたんじゃないかなと思います。そこから少しずつ変化して、今はお客さんが快適に映画を観られる環境が整っていますし、小さなお子さんを連れて行っても安心な場所の一つが映画館なのかなと思います。
――では最後に、本作を楽しみにしている方にメッセージをお願いいたします。
【二宮和也】上映時間が短く物語もわかりやすいので、小さいお子さんの映画館デビューにはもってこいの作品だと思います。上映中に泣いたりわめいたりしても大丈夫!なぜならそれを大前提とした映画だからです。“今日はどこに行こうかな”とか“小さな子どもを連れてちょっとおでかけしたいな”と思ったときに、ぜひ映画館に遊びに来ていただけたらうれしいです。


取材・文=奥村百恵
(C) SPMOVIE2025
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