北欧の伝統的なミッドサマーを体験!「メッツァの夏至祭2025」が埼玉・飯能のメッツァビレッジで6月22日まで開催中
東京ウォーカー(全国版)
冬が暗く長い北欧の人たちにとって、夏至は特別な日。これから始まる夏は短い期間だが、日照時間が長くなって太陽を身近に感じられるワクワクするシーズン。そんな夏の始まりを祝う夏至祭を体験できる「メッツァの夏至祭2025」が埼玉・飯能にある「メッツァビレッジ」で開催されている。

北欧の伝統のいいとこ取り!

2025年の夏至は6月21日(土)。「メッツァビレッジ」では、ひと足早く5月24日から「メッツァの夏至祭2025」がスタートしており、6月22日(日)までさまざまなイベントが行われる。エントランスロードが北欧8カ国の夏至の花冠ロードになり、夏至祭を盛り上げる。また、夏至祭のシンボルとなる「メイポール」はフォトスポットとしてもおすすめ。

ちなみに「メイポール」は、木の棒にリボンや草花などを飾り付けたもので、夏至祭の象徴と言われている。「メッツァビレッジ」では、スウェーデンとフィンランドの中間の島「オーランド」のユニークなスタイルになっている。

また、「メッツァビレッジ」の「クラフトビブリオテック」には、飯能市立図書館やこども図書館から北欧8カ国にまつわる本、フィンランド大使館からの寄贈本などが約200冊そろい、自由に読むことができる。普段、あまり触れることのない北欧各国の文化や風習などを知るきっかけになる。


「メッツァビレッジ」のレストランや週末のキッチンカーでも夏至祭限定のメニューが登場する。なかでも注目は、スウェーデンやフィンランドなどで夏に食べられるザリガニを使ったメニュー。エビとカニを足したような味と表現されることがあるほどで、現地ではシンプルにゆでたものが主流。日本ではなじみのない食材だが、ぜひトライしたい。


さらに期間中は、「メッツァビレッジ」の店舗でミッドサマーセールを実施。北欧デザイン商品が最大70%オフになるなど、雑貨やフードが普段よりお得に購入できるチャンス。こちらもチェックしよう。
北欧にいる気分になれる「ミッドサマーセレモニー」

北欧の夏至祭は本当に特別なもの。日本では1年で一番昼の時間が長くなる日ということは知られているが、暦の中のひとつという印象。真冬には日照時間が数時間にもなる厳しくて長い冬を乗り越えた北欧の人たちにとっては、夏という季節そのものへのワクワク感が格別で、クリスマスと同じぐらい大切にされる行事が夏至祭だ。

6月14日(土)、21日(土)には、ミッドサマーセレモニーを開催。フィンランドで「コッコ」と呼ばれる夏至のかがり火を焚き、ダンスや音楽の演奏を行って夏至を祝う。無料で参加できるので、かがり火を見ながら演奏を聴いて過ごしたり、伝統的なミッドサマーダンスに参加したり、北欧に来たかのような気分で楽しめる。ダンスも簡単なので、誰でもその場ですぐ参加できる。
また、自然あふれる「メッツァビレッジ」で、何もせず、かがり火を見ながらのんびり過ごすのもおすすめ。6月14日(土)にはスウェーデン出身のLiLiCoさんが点火ゲストとして登場する。
ワークショップやカルチャープログラムも充実

期間中の土日には北欧の夏と今を知り尽くすカルチャープログラムを実施。6月1日には「エストニアの白夜と神秘的な夏至祭-現地出身者が語る光と伝統の祝祭-」や「エストニアと時間と音楽と-チェロの調べに乗せて-」が開催された。6月21日(土)、22日(日)は北欧に関連する書籍の刊行記念トークショーなどを開催。北欧の魅力に触れることができる。

6月14日(土)には花冠ワークショップも実施。夏至祭の伝統のひとつが花冠。この時期の草花には不思議な力が宿るといわれていて、そんな花を使って花冠を作り、夏至祭を祝うという。草木のエネルギーを感じながら花冠を作り、「コッコ」の周辺でダンスなんて、まさに北欧にいる気分になれそう!
ほかにも、北欧の各大使館が行うカルチャープログラムなどもあり、見どころ満載。北欧の大切な行事に参加した気分が味わえる「メッツァの夏至祭2025」に足を運んで、夏至をお祝いしよう。
※記事内に価格表示がある場合、特に注記等がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。
この記事の画像一覧(全13枚)
キーワード
テーマWalker
テーマ別特集をチェック
季節特集
季節を感じる人気のスポットやイベントを紹介
おでかけ特集
今注目のスポットや話題のアクティビティ情報をお届け
キャンプ場、グランピングからBBQ、アスレチックまで!非日常体験を存分に堪能できるアウトドアスポットを紹介