【福岡のうまかもん】“キャベツ×酢ダレ”の発祥店 「天下の焼鳥 信秀本店」
九州ウォーカー
創業50年以上を誇る「天下の焼鳥 信秀本店」(福岡市博多区)は、地元民や観光客をはじめ、多くの著名人が“博多の焼き鳥と言えばココ!”と噂を聞きつけ訪れる有名店。「博多座」のすぐ隣という場所で、78歳(※2017年時点)にして現役の大将・安岡英雄さんと2代目・安岡英治さんが焼き場を守り続ける。

博多焼き鳥の定番を作り出した“天下の味”

同店は、博多の焼き鳥文化の代名詞“キャベツ×酢ダレ”の発祥として知られている。ポン酢とレモンを合わせた自家製の酢ダレをかけて食べるキャベツは、おかわり自由。焼鳥ができあがるまでの時間や、箸やすめにもちょうどいい!

昭和通り沿いの屋台を営んでいたのが始まりで、砂ずりやバラなど定番を10品ほど出していた。そんななか、「ニラとシソのバラ巻き」(1本270円)や「ミニトマトバラ巻き」(1本270円)をはじめとする“巻物”、豚足の肉だけを使ったコラーゲンたっぷりの「美人串」(1本259円)といった、ユニークで新しい品を次々に開発。徐々に人気を集めるようになった。

現在のメニュー数は、「地鶏串焼」(237円)や「鳥ミンチボール」(172円)、「牛さがり」(378円)など40種類を超え、バリエーションの豊かさも魅力となっている。

1日でバラ200本、定番モノや巻物もそれぞれ80本から100本ほどが出る盛況ぶりだが、一本一本手作業で打った串を、備長炭で香ばしく焼き上げる昔からのスタイルを貫く。


博多焼き鳥の元祖と言える同店で、多彩な串焼きメニューに舌鼓しよう。
[天下の焼鳥 信秀本店]福岡県福岡市博多区下川端8-8 / 092-281-4340 / 16:30~24:00(LO23:30) / 月曜休み
【九州ウォーカー編集部/取材・文=久保田 学(J.9)、撮影=川崎 賢大】
久保田 学
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