実は住みやすい街・池袋の魅力って？

新宿に次いで一日の乗降客数が日本第2位を誇るターミナル「池袋」。東京ウォーカーの読者アンケートによる「住んでよかった街」ランキングで3位となった、その魅力は徒歩圏内になんでもそろう“街としての充実度”だった。

東口には西武池袋本店やサンシャインシティ、東急ハンズがそろい、最近では「LABI 1 日本総本店」がオープンし、隣接する「ビックカメラ 池袋本店」と家電競争が勃発している。一方の西口は、池袋西口公園をはじめ、東京芸術劇場や立教大学などがあり、こちらも平日週末問わず、多くの人でにぎわいをみせる。

しかし、駅から15分も歩けば、昔ながらの商店街が点在する住宅地に変わる。「新宿や渋谷は気合を入れて行くけど、池袋は気張らずにフラッと買い物に行ける。“普段着な街”です」と住民が話すように、都心へのアクセスが抜群の大ターミナルは、実は庶民的な街なのだ。スイーツや惣菜が並ぶデパ地下や家電量販店など商業施設が集い、ショッピングには困らない。つけ麺の名店・大勝軒を筆頭にラーメンの激戦区としても知られ、ギャラリースペースを併設する「cafe pause」など、路地裏のオシャレなカフェなども充実している。

池袋エリアの住環境について、エイブル池袋西口店の営業担当の吉川昭博さんは「大学などもあるので、年齢層は20代がメインで、物件も単身者用(1R〜1DK)が多い。オススメエリアは、立教大学の裏側の西池袋2・3丁目です。目白駅も使えてとても便利です。やっぱり、繁華街とアクセスのよさは大きいですね」と人気の理由を話す。

渋谷や新宿に負けない街としての充実度。加えて、練馬方面から埼玉方面、新宿や渋谷まで1本で行けるアクセスのよさ。“衣食住”のレベルの高さは、都内でも抜群のエリアだと言える。【東京ウォーカー】