妻夫木聡×佐藤浩市、日曜劇場『ザ・ロイヤルファミリー』10月スタート!JRA全面協力の本格競馬ドラマ

東京ウォーカー(全国版)

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TBSの10月期日曜劇場(毎週日曜よる9時)で、早見和真さんの同名小説を原作にした『ザ・ロイヤルファミリー』の放送が決定。主演の妻夫木聡さんが挫折を味わった税理士役に挑み、佐藤浩市さんが彼の人生を大きく変える馬主を熱演する。演出は数々の名作を手がけてきた塚原あゆ子さんが担当し、JRA全面協力のもと、実際の競馬場で撮影される迫力満点の映像も見逃せない。

妻夫木聡さん主演、日曜劇場『ザ・ロイヤルファミリー』10月スタート


挫折した青年が馬主と出会い、競馬界で夢を追う壮大な物語

本作は、山本周五郎賞やJRA賞馬事文化賞を受賞した早見和真さんの小説『ザ・ロイヤルファミリー』(新潮文庫刊)が原作。競馬界を舞台に、ひたすら夢を追い続けた熱き大人たちが、家族や仲間たちとの絆で奇跡を起こしていく――人間と競走馬が織りなす20年にわたる壮大な物語が描かれる。

物語の中心となるのは、大手税理士法人に勤める栗須栄治。税理士事務所を営む父を尊敬し、将来は父と一緒に働くことを夢見ていた彼だが、あることをきっかけに税理士としての挫折を味わい、希望を見出せなくなってしまう。そんな彼の前に現れたのが、馬主・山王耕造。この運命的な出会いが、栗須の止まってしまった人生を大きく動かしていくことになる。

妻夫木聡、原作者からの直々オファーで主演!「役者として幸せな瞬間」

主人公・栗須栄治を演じるのは、現在放送中のNHK連続テレビ小説『あんぱん』でも好演が話題の妻夫木聡さん。2025年9月には主演映画『宝島』の公開も控えており、演技の深みと幅を着実に広げながら走り続けている。

「この物語は馬と人間の継承の物語で、そんな壮大なお話をドラマでじっくり表現できるというのが本当にうれしかった」と語る妻夫木さん。原作者の早見和真さんからも「ぜひこの栗須という役を演じてほしい」と直々にオファーを受けたという。「必要とされることが役者にとって幸せな瞬間なので、とてもうれしかったです」と、作品への思い入れを明かした。

波乱と情熱に満ちた20年間をどのように演じるのか。「きっと皆さんの中に秘められた情熱というものを呼び起こしてくれると、僕は確信しています」という言葉通り、視聴者の心を熱くする演技に期待が高まる。

佐藤浩市が体現する、夢を追い続ける馬主の情熱

栗須の人生を大きく動かす馬主・山王耕造役には、日本のドラマ・映画界を牽引し続ける佐藤浩市さんが決定。人材派遣会社・ロイヤルヒューマン社の創業社長にして、競馬界では有名な馬主という人物像を演じる。

典型的なワンマン社長でありながら、業界の先行きを見通す力に長け、人とのつながりを大事にする一面も。家族は二の次で、どんどん馬にのめり込んでいく姿は、ある種の哀愁さえ漂わせる。

「僕が演じる山王耕造は、ある種の尊大さもありながら人間的にちょっと昔気質ではありますが、非常に情熱がある男」と佐藤さんは役柄を分析。自身も40年以上馬に関わってきた経験を持ち、「競馬を分からない方や馬に乗ったことがない方にも楽しめるような、そういうドラマにしたい」と意気込みを語った。

妻夫木さんとはプライベートでも親交が深く、これまでに何度も共演経験がある2人。息の合った掛け合いで、どんな化学反応を見せてくれるのか注目だ。

豪快で人間味溢れる馬主役に佐藤浩市さん。栗須の元恋人役で松本若菜さんが日曜劇場初出演


松本若菜が日曜劇場初出演!馬への深い愛情を持つ女性に

北海道日高地方の競走馬生産牧場・ノザキファームを父と経営する野崎加奈子役に、松本若菜さんが決定。栗須の元恋人という重要な役どころを演じる。

小さい頃から実家の馬と触れ合ってきた加奈子は、馬の個性や性格を捉える能力に長けており、家族同然に世話をしてきた馬たちに目一杯の愛情を注いでいる。栗須とは大学時代の恋人同士だったが、10年ぶりの再会を果たすことに――。

「日曜劇場に出演するのが夢の一つだった」という松本さん。妻夫木さんとの本格的な共演は今作が初となり、「台本を読むと、枠にとらわれない人たちの情熱が描かれていて、一気に読んでしまうほどおもしろかった」と作品の魅力を語る。芯の通った女性をどう演じるか、その演技に期待したい。

黒木瞳や沢村一樹、豪華キャスト陣が織りなす人間模様

さらに、個性豊かなキャスト陣が物語を彩る。黒木瞳さんが演じるのは、耕造の妻・山王京子。神経質で疑い深く、夫が没頭している競馬を毛嫌いしている複雑な役柄だ。「馬も競馬も大好きな私としては、待ってました!のドラマです」と語る黒木さんが、自身とは真逆の"競馬嫌い"をどう演じるか興味深い。

耕造の宿命のライバル・椎名善弘役には沢村一樹さん、ロイヤルヒューマン社の後継者候補である山王優太郎役には小泉孝太郎さんが決定。さらに、馬へ最大の愛情を注ぐ調教師役に安藤政信さん、天性の騎乗センスを持つ騎手役に高杉真宙さん、チーム山王の情報屋である競馬記者役に津田健次郎さん、孤高の馬主・椎名の敏腕マネージャー役に吉沢悠さんと、実力派俳優陣が脇を固める。

山王耕造の宿命のライバル役に沢村一樹さん、さらに耕造の妻役に黒木瞳さん、息子役に小泉孝太郎さんが決定

写真左から「東日スポーツ」競馬班のエース記者役の津田健次郎さん、広中厩舎の調教師役の安藤政信さん、騎手の佐木隆二郎役の高杉真宙さん、耕造の宿命のライバルである椎名のレーシングマネージャー役の吉沢悠さん


塚原あゆ子×早見和真の最強タッグが実現

演出を手がけるのは、『ラストマイル』(2024年)、『グランメゾン・パリ』(2024年)など、数々の名作を世に送り出してきた塚原あゆ子さん。近年は「ファーストキス 1ST KISS」(2025年)など映画作品の監督も務め、大きな話題を呼んでいる。

原作者の早見和真さんは「以前から『ザ・ロイヤルファミリー』が映像化されるとしたら、枠は『日曜劇場』しかないと思っていました」と、この企画への思い入れを明かす。「とんでもない脚本ができています。僕も"原作班"の一人として、素晴らしいドラマをお届けできるよう関わり続けたい」と、制作への積極的な参加を表明している。

本作は、競馬ファンはもちろん、競馬を知らない人でも楽しめる普遍的な人間ドラマ。家族の絆、世代を超えた夢の継承、そして人と馬が織りなす感動の物語に、きっと誰もが心を打たれるはずだ。

日曜劇場『ザ・ロイヤルファミリー』は2025年10月スタート、毎週日曜よる9時放送。今秋最も注目すべきドラマの誕生を、どうぞお見逃しなく。

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