ハマのおやつ 餅や求肥がアクセント！和洋が融合したもっちりスイーツ3選

柔らかな餅や、口溶けのよい求肥といえば、和菓子にとって定番の素材。お餅や和菓子を口にする機会が増える新年には、これらを用いた新感覚の和洋折衷スイーツが注目を集めそうだ。日本茶にはもちろん、コーヒーや紅茶にも合うので、広い年齢層に喜ばれそう。新春の手みやげにもぴったり！

今回は、そんな和菓子職人やパティシエの技とアイディアが凝縮されたオリジナリティあふれるもっちりスイーツをご紹介。生クリームやムースと相性バツグンに仕上げた一品は、どれも感動的な味わい！

上永谷の｢菓匠 徳増｣

2017年5月にオープンした和菓子店。粒あんには石川県産の能登大納言、こしあんには北海道十勝産・ふじむらさき小豆を使用。店主が修行先の老舗で学んだ伝統の製法を守りつつ、独自の感性が光る斬新な和菓子が早くも話題になっている。生クリームを使って洋風に仕上げた、開店以来の看板メニューの｢羽二重｣とは？

｢羽二重｣ (432円)は、こしあんを包んだ餅の上に、生クリームをたっぷりのせて大粒の能登大納言をトッピング。柔らかな羽二重餅、こしあんと合うよう軽く仕上げたクリームが、口の中で絶妙にとろけ合う。また、｢羽二重ショコラ｣ (648円)は、冬季限定の新作。こちらも土台はこしあんの羽二重餅。フランボワーズはトッピングだけでなく、ビターチョコの生クリームの下にコンフィチュールが隠れている。ほろ苦さや酸味が実にまろやかに調和されていて絶品だ。｢羽二重ショコラ｣の販売は18年2月下旬までの予定。

■菓匠 徳増(かしょう とくます)　住所：神奈川県横浜市港南区丸山台3-30-4　電話：045-370-7705　時間：9:00〜19:00※売切れ次第終了。2018年1月2日(火)・3日(水)10:00〜15:00、4(木)10:00〜17:00　休み：月曜・火曜(祝日の場合翌日)※2017年12月25日(月)は営業　駐車場：なし　アクセス：横浜市営地下鉄ブルーライン上永谷駅4出口より徒歩10分

小田原の｢壺 de Sweets｣

1階店頭のショーケースには約20種のケーキが並び、好きなものを選んで2階の席で楽しめるカフェレストラン。イートインの場合はケーキを盛り付けたプレートに、ソースのデコレーションサービスも。｢選べるケーキセット｣はドリンク付きで756円。14時以降の｢Wケーキセット｣(999円)は、ケーキ2個、ドリンク付きでお得！パティシエの成田和彦さんが「和っぽいケーキをラインナップに加えたい」と生み出した｢大納言｣もおすすめ。

｢大納言｣(486円)は、大納言入りクリーム、求肥、抹クリームを合わせたロールケーキ。柔らかく滑らかな求肥の食感がアクセントになっている。スポンジ生地は口溶けがよく、生クリームたっぷりながら乳脂肪分低めのクリームは軽い食べ心地。

■壺 de Sweets(ツボ デ スイーツ)　住所：神奈川県小田原市栄町2-2-9　電話：0465-24-2288　時間：11:00〜20:00(LO19:30)　休み：水曜、2017年12月31日(日)、2018年1月1日(祝)※ほか年末休業の予定あり　席数：26席 ※禁煙　駐車場：なし　アクセス：JR線ほか小田原駅東口より徒歩3分

橋本の「街のケーキ屋さん Meme」

2017年12月に1周年を迎えた地元で愛されるパティスリー。外壁も店内の壁もピンク、装飾もメルヘンチックで親しみやすい雰囲気。そんな店の雰囲気にマッチした子供が喜びそうなかわいらしいケーキや焼き菓子が中心ながら、和の素材をふんだんに使った｢Neoじゃぽにずむ｣(378円)なども並ぶ。

｢Neoじゃぽにずむ｣(378円)は、ダクワーズの上に求肥を平たく乗せ、抹茶入りのスポンジ、求肥を入れた粒あんを抹茶ムースで包んでいる。上にはきな粉クリームと大納言のトッピング。和の素材を繊細に組み合わせた大人の味。生クリームは熊本県阿蘇産で、乳臭さがなくさっぱり。

■街のケーキ屋さん Meme　住所：神奈川県相模原市緑区久保沢1-5-1　電話：042-719-1769　時間:10:00〜19:00※2017年12月31日(日)は売切れ次第終了(午前のみ)　休み：月曜(祝日の場合営業)　駐車場：3台(無料)　アクセス：JR線、京王線橋本駅南・北口より神奈中バス三ヶ木行など約13分、城山総合事務所入口バス停からすぐ

どれも個性的なスイーツばかり！それぞれのもっちり食感を体験してみては？【横浜ウォーカー】

構成：奥村沙枝奈、文：A-un