【京都 珠玉のおやつ】ふんわりフワフワの魔法! 笑顔こぼれる柔らかワッフル

関西ウォーカー

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京都御苑のそばで1957年に創業した「欧風堂」(京都市中京区)。「先代の父は『京都で愛されるお菓子を作りたい』『笑顔になれるようなふわっとしたお菓子を作りたい』という2つの思いから店をオープンさせたんです」と、店主の佐々木義晴さん。

そんな先代の思いから誕生したのが、こちらの名物「ワッフル」(1個184円)だ(発売中の「京都 珠玉のおやつ」から再構成)。

柔らかさの秘密は、卵黄の2倍以上のメレンゲ


ワッフル/欧風堂


作り方や配合は、誕生以来変えずに作り続ける。生地には卵黄の2倍以上もメレンゲが配合されているので、すっと口の中で溶けていくような柔らかさ。

じっくりと弱火で焼いていくのだが、火が通りすぎないように焼き上げる火加減も絶妙で、一枚ずつ手焼きし、ふわふわ感が残るギリギリの薄さに焼き上げる。

生地からあふれんばかりに入るカスタードクリームは、サクッとした食感を目指し、コシがなくならないようにと生クリームは入れず、使うのは卵黄や小麦粉、砂糖、牛乳のみ。いっきに炊き上げると食感が変わってしまうため、何度も小分けにして作るそう。

「手の込んだお菓子が多いなか、ワッフルに使う食材も技法もいたってシンプルなんです。だからこそ、ベースからしっかりとすべて手作業で作り込むので、おいしく食べてもらえるんだと思います」と、佐々木さん。

時間をかけて丁寧に手作りされたワッフルには、生地とクリームにほとんど同じ素材を使う。だからこそ、濃厚なカスタードクリームと口溶けのいい生地との一体感が抜群だ。

ふわふわの生地作りに思いを込めて


【画像を見る】優しい店主でも、生地を焼く時のその眼差しは真剣そのもの/欧風堂


「落ち込んだ時に食べると元気になれるんです」という客の声もあるほど、ここのスイーツは心がぽっと温かくなるような、優しいふわふわの生地が自慢だ。

佐々木さんが「菓子作りで一番大切なのは、生地の仕込みです」と言うほどの思いを込めて作るふんわり生地のスイーツは、ひと口食べるだけで幸せな気持ちにさせてくれる魔法のお菓子だ。【関西Walker「京都 珠玉のおやつ」編集部】

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