日本のチーズが世界最大級のチーズコンテストで快挙達成!コンテスト出品チーズを使ったメニューが日比谷で期間限定で提供中

東京ウォーカー(全国版)

X(旧Twitter)で
シェア
Facebookで
シェア

2025年11月13日から11月15日の期間、スイス・ベルンにて開催されていた、世界で最も権威あるチーズコンテスト「World Cheese Awards 2025」にて、日本からエントリーした48品のチーズのうち22品が見事入賞を果たした。さらに、東京にある「養沢ヤギ牧場」の「養沢ヤギチーズ」はエントリー総数5244品のチーズの中から、TOP14入りの快挙を達成。日本の地域文化や風土に根差した国産ナチュラルチーズが世界基準であることを世界に知らしめる、そんな結果となった。

現在、東京ミッドタウン日比谷にあるチーズ&ピッツァダイニング「GOOD CHEESE GOOD PIZZA 日比谷」では、コンテスト出品チーズを使ったメニューが期間限定で提供中。この記事では、「World Cheese Awards 2025」での日本のチーズの快挙を紹介するとともに、「World Cheese Awards 2025」の結果を踏まえて行われた「World Cheese Awards 2025成果報告会」の様子をお届けする。

「World Cheese Awards 2025成果報告会」の登壇メンバー。左からチーズ工房那須の森、山本将弘さん。チーズ工房NEEDS、磯部公児さん。チーズプロフェッショナル協会会長、坂上あきさん。養沢ヤギ牧場、堀周さん。GOOD CHEESE LABORATORY チーズクラフトマン、貞光信哉さん。GOOD CHEESE GOOD PIZZA シェフ、梅村雅俊さん。


世界最大級のチーズコンテスト「World Cheese Awards」とは?

「World Cheese Awards」は、毎年ヨーロッパで開催されるチーズコンテスト。世界各国から、多種多様なチーズが集まり、審査員らによる審査を経てチャンピオンチーズ1品が決定される。第37回大会となる2025年は46カ国から5244品のチーズが、そのうち日本からは40工房48品のチーズが出品された。

日本から出品された48品のチーズたち。個性あふれる品々がそろっている

会場の日本出展ブース


審査は3段階で行われる。まず、出品された5244品のチーズが110のテーブルにランダムに配置され、そのテーブルの審査員2、3名による厳格な採点システムによりGold、Silver、Bronzeの受賞チーズを決定する。さらに、Goldを獲得したチーズの中から「Super Gold」が1品選定され、各テーブルの「Super Gold」となったチーズ110品が次の審査へ進出する。

「World Cheese Awards 2025」で審査員を務めた、チーズ工房NEEDSの磯部公児さん。磯部さんのテーブルではGoldが4品出たという

審査をする磯部さん(左)と山本さん(真ん中)


第2審査では、110品のSuper Goldのうち14品が選定される。そして最終審査で、チャンピオンチーズ1品が決定される。今回の「World Cheese Awards 2025」のチャンピオンチーズには、スイスの「Bergkäserei Vorderfultigen社」が出品した「Le Gruyère AOP」が選ばれた。

ファイナル審査の様子


「World Cheese Awards 2025」の日本の結果は?

「World Cheese Awards 2025」にて、日本からは基準をクリアした17都道府県、40工房から48品のチーズが出品された。結果は昨年の入賞数21品を超え、Bronze賞7品、Silver賞12品、Gold賞1品、Super Gold賞2品の計22品が入賞した。

Super Gold賞を獲得した広島県「チーズ工房乳ぃーずの物語。」の「雪子」

TOP14入りを果たした東京「養沢ヤギ牧場」の「養沢ヤギチーズ」


海外の審査員からは、「日本のチーズはすでに世界水準に達しており、海外の模倣から脱し、次の段階へ進んでいる。これから求められるのは、日本ならではの感性や文化を活かした独自性の追求だ。セオリーを踏まえながらも、日本らしさを織り交ぜたチーズづくりへと移行する第二フェーズに入っている」とのコメントもあり、日本のチーズの評価の高さがうかがえる。

TOP14入りを果たした「養沢ヤギチーズ」の生産者・堀周さんのコメント
受賞は全くの予想外で、正直に言うとまだ実感が湧きません。今回、TOP14入りを果たせた要因は、風味やテクスチャー、外皮、クリーミーさへのこだわり、特に乳質を高く評価いただけたことだと思います。これらはチーズ作りにおいて日頃から大切にしている部分ですので、自分のやり方は間違っていないとお墨付きをもらえたようで大変うれしく思います。ヤギチーズは日本ではまだなじみが薄いですが、まだまだ大きな可能性があると思っています。今回の受賞をきっかけに、ヤギチーズを楽しむ人たちが増える機会になればうれしいです。

「養沢ヤギチーズ」の生産者の堀周さん(真ん中)。受賞を聞いたのは深夜で、最初は実感が湧かなかったという


「養沢ヤギチーズ」をファイナル審査に推薦したオランダ人審査員、Joost van Nijinattenさんのコメント
このチーズは別の審査員にすすめられて初めて試しましたが、その時は日本のチーズとは知りませんでした。試してみると、テクスチャーや外皮の美しさ、シルキーでクリーミーな質感、酸味の絶妙なバランスにより、とても華やかな印象で、衝撃を受けました。日本のチーズはまだ広く知られていないかもしれませんが、この品質はもっと高く評価されるべきです。今回のグランプリには惜しくも届きませんでしたが、新鮮さが重要なチーズにとって、日本からの物理的距離は大きなハンデだったはずです。それでもこの出来は見事ですし、またぜひ食べたいので、ヨーロッパで販売してほしいですね。

「養沢ヤギチーズ」をファイナル審査に推薦したオランダ人審査員、Joost van Nijinattenさん


  1. 1
  2. 2

この記事の画像一覧(全18枚)

キーワード

テーマWalker

テーマ別特集をチェック

季節特集

季節を感じる人気のスポットやイベントを紹介

イルミネーション特集

イルミネーション特集

全国約700カ所のイルミネーションを、エリアやカレンダーから探せる完全ガイド!クリスマスマーケット情報も!

CHECK!全国の人気ランキングをチェック!

東京人気ランキングも要チェック!

いちご狩り特集

いちご狩り特集

全国約500件のいちご狩りが楽しめるスポットを紹介。「予約なしOK」「今週末行ける」など検索機能も充実

おでかけ特集

今注目のスポットや話題のアクティビティ情報をお届け

アウトドア特集

アウトドア特集

キャンプ場、グランピングからBBQ、アスレチックまで!非日常体験を存分に堪能できるアウトドアスポットを紹介

ページ上部へ戻る