北見からアクセス向上!十勝東北部の新たな魅力を見つける新ドライブコース

北海道ウォーカー

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十勝東北部への車でのアクセスは、これまで札幌と釧路方面を結ぶ道東自動車道で本別、足寄の各ICを使うのが一般的だったが、2017年10月に十勝オホーツク自動車道の陸別小利別IC-訓子府IC間が開通。これにより北見からも高速道路で行けるようになり、十勝の東北部へのアクセスが格段に向上した。

そこで今回は北見から十勝東北部を回って釧路方面に抜ける、オススメのドライブコースを紹介する。

北見ハッカ記念館・薄荷蒸溜館(北見市)


ハッカの町・北見のことがわかる「北見ハッカ記念館・薄荷蒸溜館」


人口12万の道北屈指の都市・北見。焼肉の町としても有名だが、もう一つの名物がハッカ。かつて北見ではハッカ油の出荷額が世界市場の70%を占めるほど、盛んに栽培されていた。

こちらの記念館では、北見を舞台にハッカ産業がどう花開いたかを映像や資料で説明。その歩みを後世に伝える役割を果たす。隣接する薄荷蒸溜館ではハッカの蒸溜実演を行っている。

■住所:北見市南仲町1-7-28 ■電話:0157・23・6200 ■時間:9:00~17:00、9:30~16:30(11/1~4/30) ■料金:無料 ■休み:月曜(祝日の場合翌日休み 火曜~木曜が祝日の場合は翌日休み)

最寄りの北見西ICから十勝オホーツク自動車道に乗り、陸別小利別ICまでの28kmを一気に駆け抜けると、そこはもう陸別町だ。

銀河の森天文台(陸別町)


国内最大級の115cm反射式望遠鏡、愛称「りくり」を備えた公開型天文台「銀河の森天文台」


1987(昭和62)年に環境省より「星空の街」に認定された陸別町は、厳しい寒さや冬でも晴天が多いなど、天文を観察する自然環境に恵まれている。そこでぜひ訪れてほしいのが1998(平成10)年7月にオープンした、国内最大級の115cm反射式望遠鏡、愛称「りくり」を備えた公開型天文台「銀河の森天文台」。りくりのほかにも、小型望遠鏡4基、4連太陽望遠鏡などがある充実した施設だ。

1Fの展示室には銀河の森、オーロラ、南極、宇宙のパネルが展示されていて、体験学習ができるコンピュータ、プラネタリウム、人工オーロラ発生装置などもある。図書コーナーには各種資料もあり、座って読むことも可能。さらに疑問などがあるときは、スタッフがていねいに対応してくれる。

■住所:陸別町字遠別 ■電話:0156・27・8100 ■時間:4~9月14:00~22:30、10~3月13:00~21:30 ■料金:昼時間(4月~9月 14:00~18:00 10月~3月 13:00~17:00)大人 300円 小人(小学生・中学生) 200円、夜時間(4月~9月 18:00~22:30 10月~3月 17:00~21:30)大人 500円、小人(小学生・中学生) 300円 ■休み:月・火曜 年末年始、メンテナンス休館(5月第3月曜~第4金曜)

陸別から足寄は国道242号線を使って移動。銀河の森天文台から足寄市街は約40分だ。

足寄動物科学化石博物館(足寄町)


化石発掘体験など化石好きにはたまらない、体験メニューも数多く揃えている「足寄動物科学化石博物館」


十勝地方はこれまで貴重な化石が多数発見されている。2,500万年前、十勝一帯は海で、それが地殻の移動によって陸地になった。このため海と陸上、両方の生き物の化石が発見される一因につながっている。

足寄では、カバのような姿の古代の哺乳動物・デスモスチルス類アショロアの化石が1976年に発見されている。博物館ではこの復元骨格を見ることができるなど、多くの謎に包まれているデスモスチルスの正体を学べる。また、化石発掘体験など化石好きにはたまらない、体験メニューも数多く揃えている。

■住所:足寄町郊南1-29-25 ■電話:0156・25・9100 ■時間:9:30~16:30 ■料金:一般400円、小学生・中学生・高校生満65歳以上200円 ■休み:火曜(祝日の場合はその翌日)、12月30日~1月6日

足寄から本別市街は国道242号線を使って約20分で着く。

義経の里 本別公園(本別町)


「義経の里 本別公園」の一角にある義経の館には、義経や弁慶をはじめとした像などの展示が


本別町は源義経にまつわる伝説の町。源義経が北に逃れたという説(義経北方伝説)があるが、そのゆかりの地とされている義経山や弁慶洞などがある。本別公園の一角にある「義経の館」には、義経や弁慶をはじめとした像や、義経にまつわる資料等を展示しており、当時の歴史に思いをはせることができる。

この館のある本別公園は25.8万平米にまたがる広大な敷地を有し自然を満喫できる、大人と子供の遊びの場として人気のスポット。緑に囲まれた公園の中でゴーカートやボート、アスレチックやコンビネーション遊具などのアクティビティが楽しめる。

■住所:本別町東町 ■電話:0156・22・4441(義経の館) ■時間:8:30 ~ 17:15 ■料金:入園無料 ■休み:年末年始、冬期間(1月~ 3月)

本別ICから阿寒ICまで道東自動車道を利用、約1時間20分で釧路に着ける。

一年を通して見どころの多いこのルート。新しいドライブコースとして参考にしてみてはいかがだろうか。

【北海道ウォーカー編集部/PR】

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