京都駅ビル クリスマスイルミネーション2017 完全満喫法
関西ウォーカー

京都駅ビルで冬の風物詩「クリスマスイルミネーション2017」が好評開催中。「毎年これを見ないとクリスマス気分が盛り上がらないのだ!」と冬空の下、足を運ぶことに。

JR京都駅の改札を抜けると、クリスマスムード満点の音楽が耳に届き、ツリーを見る前から気持ちが高まる。駅ビル4階室町小路広場へ向かうエスカレーターに乗ってすぐ、巨大ツリーが目に飛び込んできた! 階下から拝むツリーは見上げ感がパンパなく、大きさが協調して感じられる。


クリスマスツリーの高さは約22m。音楽に合わせるようにイルミネーションの色が変化し、時間も寒さも忘れてつい見入ってしまう美しさ。カップルが多いのかと思いきや、さすがターミナル駅とあり、学生らしき若者の集団や外国人観光客、老夫婦など、男女を問わず幅広い年齢層、国籍の人々がイルミネーションを楽しんでいた。ツリーと対面する大階段では、約15,000個のLEDを使った光のアート「グラフィカルイルミネーション」が美しく、ツリーを見たり大階段を見たり、まさに目移り状態に。

ここでのお楽しみのひとつは「スマホで楽しむ!!クリスマスイルミネーション」。専用のアプリ「京都eAR」をダウンロードしてスマホをツリーに向ければ、画面に映ったツリーに雪が舞い、サンタが登場! サンタ&ツリーは写真や動画で撮影できるので、さっそくSNSにアップ。ほかに、花火バージョンがあるうえ、昼間でも夜のイルミネーションが360度パノラマで楽しめるコンテンツもあるので、断然おすすめ。

巨大ツリーを満喫したあとは、空中径路の「イルミネーションスカイウォーク」と、東広場の「カーニバルガーデン」を回遊しに、大階段横のエスカレーターで10階へ。平日ということもあり、ここまで来ると人もまばら。ふと見下ろすとクリスマスツリーが3本も見える! 不意の事態に「なんでなんで?」と目を凝らすと、左右の壁面にツリーが映り込んでいることが発覚。3本のツリーがシンクロしながら色を変える様は本当に美しく、かなり得した気分に。京都駅ビルのクリスマスツリーを見る時は、10階まで上がるべし!

館内の「京都拉麺小路」を抜けて、中央コンコースの地上45mに架かる「スカイウォーク」へ。クリスマスの音楽が響くなか、左手には京都市内の夜景、頭上には流れ星形のイルミネーションが美しく、なんともロマンチック。ガラスに囲まれているので夜風にさらされないうえ、京都タワーがばっちり拝める“くぼみ”的なスペースも。夜景に見入る熱々カップルを横目に先へ進む。
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空中径路を抜けて到着した東広場の「カーニバルガーデン」で印象的なのは、樹木を彩るハート形のイルミ。中央のガゼボ(西洋風のあずまや)に施された電飾と共に、エレガントな雰囲気を演出していた。

なにより驚いたのは、ここから見る室町小路広場の美しさ。一枚の絵のように見える大階段の「グラフィカルイルミネーション」と巨大クリスマスツリーが見ごとにコラボ。大階段の図柄やツリーの色が刻々と変わり、寒さも忘れてシャッターチャンスを待つばかり。東広場は人が少なく(平日だから?)、「この光景を見ないなんてもったいない!」という思いが込み上げてくる。ちょっと足を伸ばしてでも見る価値ありなので、ぜひ。

最後は1階に降り、駅前広場のイルミネーション越しに、ライトアップされた京都タワーを満喫。ゆっくり回遊して約90分のイルミ見学。光と音楽の演出でクリスマス気分が盛り上がり、ほんわか幸せな気分に。
12月16日(土)・23(祝)の各13:00~、14:00~には、ツリー前でジャズのミニコンサートが実施される。昼はジャズコンサート、日暮れからイルミネーションと、フルで楽しむのもおすすめだ。
吉田英子
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