京都市内最大級の規模! 冬の京都をまばゆく照らす「ロームイルミネーション2017」へ
関西ウォーカー

「京都市内で眩しいほどのイルミを見たい!」という人におすすめなのが、京都市左京区で実施中の「ロームイルミネーション2017」。半導体・電子部品のローム株式会社が、社会貢献の一環として実施し、今年で19回目の開催に。佐井通り沿いの並木道を中心とした86本の樹木が約86万球の電球で彩られ、その規模は京都市内最大級のもの。期間中の土日祝に「ホリデーイベント」が実施されると知り、日曜日に足を運んだ。

会場付近は、遠目でも明るいほどきらびやか。大小さまざまな電球が枝の一本一本まで丁寧に張り巡らされ、樹木の命まで感じられるパワーにあふれた美しさ。日曜日ということもあり、多くの人が訪れていたが、適度な人出でストレスなく歩けるのも好印象。


まずはイルミネーションの玄関口、五条通りと佐井通りの交差点へ。ここで度肝を抜かれたのが、高さ約10mの丸みを帯びた2本のシンボルツリー「ヤマモモの木」。従来の概念を覆す球形のイルミネーションに、クリスマスツリーをイメージさせるカラフルな電飾が施され、なんとも華やか。背後には10mを越えるメタセコイアの木々が並び、一枚の絵のような光景を作り出している。佐井通りは車で通ることも可能だ。

メタセコイアの並木「光のプロムナード」を抜けて、ホリデーイベントが開催されている「名倉公園」へ。今年のテーマ「Lighting Circus」のとおり、公園内とその隣にある芝生広場にカラフルで賑やかな光のサーカスが出現。参加型のイベントとあって、大人はもちろん多くの子供たちの笑顔があふれていた。

公園内で子供たちをトリコにしていたのは、土日祝限定で登場する「サーカス団のふしぎなドア」。アニメに出てくる「どこでもドア」を思わせる扉だけど、そこを開けると別の世界が! お兄さんの愉快なトークと共に、ワクワクと目を輝かせる子供がいっぱい。

土日祝限定の「サーカス団のカラフルツリー大作戦」では、ポンプを押してツリーをライトアップするお手伝い。がんばりに応じて、LEDボールが赤、青、緑と色とりどりに変化するのが楽しく、一生懸命プッシュプッシュ!


芝生広場に設置されたLEDスクエアビジョン前では、土日祝限定で映像とパフォーマーがシンクロする不思議なショー「魔法使いロミーとクマのクー」や「大学生アカペラコンサート」を実施。LEDスクエアビジョンや芝生に散りばめられたLEDボールが歌声とともに移り変わる幻想的なステージに多くの人が見入っていた。
平日には、「輝き・鼓動・冬の景色」のテーマに合わせ、音楽が光に呼応するイルミネーションショーを実施。LEDスクエアビジョンとLEDボールがリズミカルに呼応し、幻想的な空間を作り出すのだそう。


土日祝の17:00~20:00には名倉公園前にドリンクとお菓子を販売する小川珈琲の出店が登場。ぬくぬくの珈琲やスープ、オリジナルの焼き菓子が楽しめる。

イルミネーションがギュッと凝縮されるうえ、メタセコイア並木やLEDボールなど見どころも多く、「ライトアップ見た~」という、大きな満足感が得られるのが高ポイント。寒さを忘れ、ライトアップされた名倉公園の遊具で遊ぶ子供たちの笑顔も印象的だ。12月23日(祝)、24(日)の「ホリデーイベント」を狙ってぜひ足を運んで。
吉田英子
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