富山の酒は“最高の食中酒”。寒い季節にこそ味わいたい、地酒と旬の食のベストペアリングを紹介

富山県酒造組合が取り組む、富山の地酒と食の魅力を発信する「富山の酒は最高の食中酒」プロジェクトは、2025年10月のスタートから3カ月を迎えた。

鍋や魚介料理など、食とともに日本酒を味わう機会が増えるこの時期こそ、富山の地酒が本領を発揮する季節。今回は、プロジェクト概要に加え、富山市、高岡市、氷見市、魚津市、黒部市、南砺市、射水市の参加飲食店で提供されている「まずこれやちゃ！富山ノ酒と食セット」を、“冬にこそ楽しみたい富山の定番体験”としてあらためて紹介する。

「富山の酒は最高の食中酒プロジェクト」とは

食事とともに楽しむ酒としての富山の地酒の魅力を発信する取り組み。

【第1弾】富山の食材を使った酒肴と富山の地酒のセットメニューの提供(2025年10月1日〜)

「まずこれやちゃ！富山ノ酒と食セット」は、富山の地酒と、その酒に合う旬の県産食材を使った酒肴を組み合わせたセットメニュー。富山弁で「まずはこれ！」を意味する名称には、初めて富山を訪れる人でも、この一杯から富山の魅力に触れてほしいという思いが込められている。

「どのお店に入ればいいかわからない」「何を頼めば富山らしさを味わえるのか迷う」そんな人にとって、富山を満喫するための“スタートメニュー”として楽しめる内容だ。

店ごとに異なる、冬のペアリング体験

本企画では、各参加店舗が内容や価格を自由に設定。提供される地酒や酒肴は店ごとに異なり、冬の富山湾の魚介、郷土料理、発酵食、山の幸など、多彩な組み合わせが生まれている。

一度きりでは味わい尽くせない、店の数だけある富山の酒と食のかたち。何度訪れても新しい発見がある、冬の富山ならではの食体験だ。

ペアリングセット概要

商品名：富山の酒は最高の食中酒プロジェクト「まずこれやちゃ！富山ノ酒と食セット」
提供期間：2025年10月1日～(冬期も継続提供中)
提供エリア：富山市、高岡市、氷見市、魚津市、黒部市、南砺市、射水市
内容：富山の地酒1種以上＋旬の富山県産食材を使った酒肴

※内容・価格は参加店舗ごとに異なる

【第2弾】「富山の酒は最高の食中酒を目指す」をテーマにしたお酒の販売(2025年11月1日〜)

県内14酒蔵が料理と寿司に合う日本酒を造り、11月に発売をスタートした。

商品概要

商品名：「富山ノ酒と寿司」シリーズ
種類：14種類
容量・価格(税別)：720ミリリットル(各1109円～2132円)、270ミリリットル(各527円～960円)

商品名：「富山ノ酒と食」シリーズ
種類：14種類
容量・価格(税別)：720ミリリットル(各1195円～1950円)、270ミリリットル(各600円～891円)

冬にこそ際立つ、富山の酒の魅力

富山の地酒は、立山連峰をはじめとする3000メートル級の山々からもたらされる清冽な水や名水の湧水を仕込み水に使用し、山田錦や五百万石などの酒造好適米を用いて醸されている。その味わいは、すっきりとした中にまろやかさがあり、飲み飽きせず、寒い季節の料理ともよく調和する。

冬は、温かい料理とともに酒をゆっくり味わう“食中酒”としての魅力が最も引き立つ季節。富山の酒が長く県民に親しまれてきた背景には、冬の食卓を支えてきた酒と食の深い関係がある。

冬の富山観光を、酒と食から

冬は観光のオフシーズンと捉えられがちだが、富山ではこの季節だからこそ楽しめる酒と食がある。本プロジェクトを通じて、富山県民はもちろん、県外や海外からの来訪者にも、冬の富山の奥深い魅力を伝えていく。

※20歳未満の者の飲酒は法律で禁じられています。
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