【たかつきDAYS】過去のカタチ、未来のカタチ。

関西ウォーカー

X(旧Twitter)で
シェア
Facebookで
シェア

 平成30(2018)年、市制施行75周年を迎える大阪府高槻市。このまちはどのように発展してきて、また今後どんな風にカタチを変えていくのだろうか。改めて高槻市の、過去と未来を対比してみた。

2012年にまちびらきをした「MUSEたかつき」と、JR高槻駅をつなぐ歩道橋。高槻市の発展を感じられる場所だ


昭和18年に高槻市誕生!40年代に人口30万人突破。


高槻町から高槻市が誕生したのは昭和18(1943)年1月1日。人口約3万1600人、大阪府内9番目の市として歩みを始めた。その後も周辺の村を編入しながら、工場誘致を進め発展の基礎を築いた。昭和29(1954)年には市営バスの運行がスタート。その3年後には国鉄高槻駅に快速電車も停車し、交通の利便性が向上。住宅や社宅の建設ラッシュも始まり昭和38(1963)年には人口10万人を突破した。暮らしと産業の場としてまちが発展する一方で、昭和40年代には人口が急増して30万人を突破。公共施設の整備も本格化し、昭和43(1968)年に市立図書館(旧天神山図書館)が開館。昭和50年代以降は都市基盤の整備が進み、昭和54(1979)年には国鉄高槻駅が橋上駅舎化した。

21世紀に中核市へ移行し、さらに成長を続ける街に。


平成3(1991)年に阪急高槻市駅の上下線が高架化し、平成5(1993)年に市制施行50周年を迎えた高槻市。平成8(1996)年には総合市民交流センターが完成し、また平成11(1999)年には「高槻ジャズストリート」が初開催される。そして平成15(2003)年に大阪府内で2番目となる中核市へと移行。まちの整備と発展は加速し、平成16(2004)年にはJR高槻駅北地区の再開発が完了して駅前ににぎわいが増すと、平成24(2012)年にはMUSEたかつきがまちびらき。近年では“住みたい街”ランキングで常に上位に位置する都市へ成長している。

暮らしを豊かに彩る新施設を活用しよう。


長い時間をかけて発展を遂げてきた高槻市。2010年代から2020年代のトピックを見ていくと、さらに成長していくことが理解できる。

~2012年~街の進化のさきがけ!大型駅前再開発


ユアサ高槻工場の閉鎖に伴い、JR高槻駅北東地区の再開発から生まれたのが商業施設や大学、住宅、福祉施設が立地する「MUSEたかつき」だ。まちの誕生は2010年代の高槻市の発展を象徴するような出来事で、“まちびらき”も盛大に行われた。

【写真を見る】建設中の様子。地区の姿が一新した


~2015年~ 6年の歳月をかけてバリアフリー化


高齢者や障がい者に優しいまちを実現するため、JR高槻駅南側人工デッキのバリアフリー化に着手。6年の歳月をかけてエレベーター、エスカレーターが設置され、屋根を設置するなど改修も行われた。

工事着手より6年かけてJR高槻駅南側の人工デッキのバリアフリー化が完了


~2016年~ 新ホーム&改札口が誕生より安全・快適に!


3月にはJR高槻駅に新しいホームが完成。乗降客の混雑が緩和された。また、金沢へ直結する特急「サンダーバード」、関西国際空港へ直結する特急「はるか」も停車することに。昇降式ホーム柵で、駅の安全性も大きく向上した。

昇降式ホーム柵は、ロープによって線路への転落を防ぎ、電車が到着するとロープが上昇する


~2017年~ JCT・ICが誕生し新たな交通の要所に!


12月、新名神高速道路に高槻ジャンクション・インターチェンジが誕生。車でのアクセスがますます便利になり、新たな交通の要所として盛り上がること間違いなし!2018年3月末には神戸ジャンクションまで延伸予定。

名神高速と新名神高速がクロスし、高槻の交通事情が大きく変わろうとしている


~2019年~ 歴史と自然環境が織りなす、市民とともに育て続ける公園


史跡安満遺跡を生かし、京大農場跡地に誕生する「安満遺跡公園」は2019年に1次開園。「市民とともに育て続ける公園」が理念。園内に誕生する子どもの遊び施設は関西最大級の規模となる予定。

安満遺跡公園のイメージ。阪急高槻市駅からも近い身近な都市公園であり、高槻市民の憩いの場としての活用に期待がかかる


~2019年~ 安満遺跡公園に隣接。子育て支援の新拠点


2019年に1次開園予定の安満遺跡公園に隣接する「高槻子ども未来館」は、子育て支援の拠点施設。教育・保育、保健、人材育成など多様な子育ての支援機能を充実させて、このまちで暮らす子どもと子育て家庭を支える。

支援関係の人材育成機能。

安満遺跡公園に隣接する、子育て支援拠点施設「高槻子ども未来館」


~2022年~ 市民の文化拠点が大幅リニューアル!


市民会館の老朽化に伴い建て替えが進められている新文化施設は2022年度中にオープン予定。1,500席規模の大ホールと、200席規模の小ホールに加え、大・中・小のスタジオやカフェ、駐車場などが整備される予定。

2022年度中にオープン予定の「新文化施設」


【関西ウォーカー編集部/PR】

この記事の画像一覧(全8枚)

キーワード

テーマWalker

テーマ別特集をチェック

季節特集

季節を感じる人気のスポットやイベントを紹介

紅葉特集2023

紅葉特集 2024

全国約1100カ所の紅葉スポットを見頃情報つきでご紹介!9月下旬からは紅葉名所の色付き情報を毎日更新でお届け。人気ランキングも要チェック!

CHECK!全国の紅葉名所人気ランキングはこちら

花火特集

花火特集

全国約800件の花火大会を掲載。2024年の開催日、中止・延期情報や人気ランキングなどをお届け!

CHECK!2024年全国で開催予定の花火大会

おでかけ特集

今注目のスポットや話題のアクティビティ情報をお届け

アウトドア特集

アウトドア特集

キャンプ場、グランピングからBBQ、アスレチックまで!非日常体験を存分に堪能できるアウトドアスポットを紹介

ページ上部へ戻る