【実録】「怒ってる?」と言われるのは、まぶたの病気かも?肩こりや頭痛も引き起こす“重いまぶた”を形成外科で治療した結末【作者に聞く】

東京ウォーカー(全国版)

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普通にしているだけなのに「怖い」「にらみつけてる」と言われてしまう。笑ってもどこか表情が晴れない。そんな悩みを抱える主人公・ゆっこが出会ったのは、自身の「まぶた」に潜む病、眼瞼下垂(がんけんかすい)だった。

現役の形成外科医である中村まさる(@MI_PRAS_Masaru)さんが描く医療漫画シリーズ。マイナーな領域と思われがちな「形成外科」で治せる病気について、専門医の視点から分かりやすく、かつ実用的な情報を発信している。

「まぶたが重い」のは筋肉や神経のトラブル。肩こりや頭痛の原因にも

目が重たくてツラい病気『眼瞼下垂』を治したら、色々ラクになったお話02画像提供:中村まさる(@MI_PRAS_Masaru)

目が重たくてツラい病気『眼瞼下垂』を治したら、色々ラクになったお話03画像提供:中村まさる(@MI_PRAS_Masaru)

目が重たくてツラい病気『眼瞼下垂』を治したら、色々ラクになったお話04画像提供:中村まさる(@MI_PRAS_Masaru)


ゆっことその祖父が診断された「眼瞼下垂」とは、筋肉や神経の問題によってまぶたが十分に開かなくなってしまう状態を指す。単に見た目の印象が変わるだけでなく、無理に目を開けようとすることで額の筋肉を酷使し、慢性的で激しい肩こりや頭痛、目の奥の痛みを引き起こすこともある。

漫画では、手術の方法から術後の過ごし方までが詳細にシミュレーションされている。実際に治療を受けた祖父は「肩こりや頭痛が減った」と喜び、ゆっこも「まぶたが軽くなり、目の奥の痛みが消えた」と、長年の不調から解放された姿が描かれている。

「形成外科って何をするところ?」 医学生時代の挫折から生まれた広報漫画


作者の中村さんは、現役のドクターだ。しかし、意外にも医学生時代は医学に興味が持てず、一度は本気で漫画家を目指して雑誌社に持ち込みをしていたという異色の経歴を持つ。

自分自身、医者になる直前まで形成外科がどんな病気を治す場所なのか知らなかった。より広く知ってもらえれば、治療の機会を広げられるのではないか。そう思い立ち、独学で「形成外科紹介漫画」の制作を始めた。

「デキモンを手術で取って治す外科のお話」が7.7万いいねを記録するなど、SNSでの反響は凄まじい。ほくろ、出べそ、逆さまつげ、わきが、美容外科など、中村さんが描くテーマは多岐にわたり、専門家ならではの深い知識と、福満しげゆき先生のエッセイ漫画に影響を受けた親しみやすいタッチが融合している。

正確さと配慮。現役医師だからこそ守り抜く「情報の質」


医療情報を漫画にする上で、中村さんが最も細心の注意を払っているのは「情報の正確さ」だ。

漫画としての演出で大仰に描くことはあっても、医学的な正確さが歪まないように徹底している。また、その疾患に悩んでいる患者さんが読んで不快にならないよう、配慮を欠かさないことも信条としている。


取材協力:中村まさる(@MI_PRAS_Masaru)
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