【戦慄ホラー】霊園の前で涙が止まらない――。研修旅行のバスの中で起きた“隣席の怪”【作者インタビュー】
東京ウォーカー(全国版)
研修旅行であった友達の体験を漫画化した退屈健(
@taikutsu1
)さんの「宿泊研修にて」を紹介しよう。霊園を通過したとき、隣の女子に起きた奇妙な出来事。一体、何が起きたのだろうか?
「隣にいてOは何も感じなかったのか?」と先生に聞かれたO君は...
この出来事は、作者・退屈健さんが学生時代に姉から聞いていた実体験をもとに漫画化したホラー作品だ。研修旅行のバスでO君はほとんど話したことのないM子さんと隣同士になった。窓の外を眺めながら目的地まであと1時間という頃、車内は後方の男子生徒たちの悪ふざけでざわつき始める。ちょうどそのタイミングでバスは大きな霊園の前を通過した。
何事かと振り向こうとした瞬間、O君は隣の異様な空気に気づく!M子さんの表情が強張り、次の瞬間には涙がこぼれ落ちていたのだ…。体調を心配する声が上がると彼女は「霊園の前で急に鳥肌が立ち、気づけば涙が出ていた」と戸惑いながら打ち明けた。教師に「何も感じなかったのか」と問われO君は平静を装い否定する。しかし実際には霊園を横切る瞬間、彼は言葉にできない奇妙なものを目にしていたのだった。
退屈さんは本作「霊園を通った日」の制作にあたり、改めて姉に詳細を聞き直し、当時の状況を丁寧に再構成したという。とくに印象的なのは、笑っているようにも見えるのにどこか不気味なM子さんの表情だ。退屈さん自身も「その表情に不気味さを感じていただけるように描いたので、そちらに注目していただけたら幸いです!」とこだわりについて明かしてくれた。霊園を通った一瞬彼女に何が起きたのか。読後、静かな疑問と余韻が胸に残る実録ホラーである。
取材協力:退屈健(@taikutsu1)
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