「キラキラネームは親からの最初の暴力にもなる?」忖度なしの痛快コメントにスカッとする【作者に聞く】

東京ウォーカー(全国版)

X(旧Twitter)で
シェア
Facebookで
シェア

昨今の社会問題に対し、忖度のない鋭い言葉で切り込むコメンテーターのエンドウさん。洋介犬(@yohsuken)さんが描く『反逆コメンテーターエンドウさん』は、世の中の理不尽をぶった斬る爽快さが読者に深く響いている。


忖度なしのコメントが救う「言えない」気持ち

少年犯罪とコメンテーターエンドウさん(C)洋介犬/COMICSMART INC. 画像提供:KADOKAWA

いじめケアとコメンテーターエンドウさん(C)洋介犬/COMICSMART INC. 画像提供:KADOKAWA

過重禁止とコメンテーターエンドウさん(C)洋介犬/COMICSMART INC. 画像提供:KADOKAWA


本作のコンセプトは「こんなコメンテーターがひとりくらいいてもよいのでは」という願いだ。メディアが今の若者をひとくくりにして「心が病んでいる」と決めつければ、エンドウさんは「昔から少年犯罪はバリバリにあった」と即座に否定する。

集団いじめの問題でも、その視点は鋭い。学校側が「被害者の心のケアにつとめる」と定型文のようなコメントを出せば、エンドウさんは「足りない」と一蹴する。「治療すべきは、あんな残虐な行為を平気でしでかした加害者の方」という言葉は、隠蔽体質の組織に風穴を開けるものだ。

こうしたエンドウさんの人気の理由は、鋭さだけではない。私生活では愛妻家であり、私服がひどいといった人間味のあるギャップも、読者の心を掴むポイントとなっている。

キャラクターが独り立ちする「アドリブ」の魔法


作者の洋介犬さんによれば、エンドウさんの外見は評論家の須田慎一郎さんがモチーフだ。中身は古代中国の政治家をイメージしているが、実はきっちりとした筋書きがあるわけではないという。テーマに沿ってキャラがどう答えるか、アドリブで出た結果を整理して描いているのだ。

「作者の思想を言わせているだけ」という批判に対し、洋介犬さんは「彼が作者の意見と真逆のことを言い出すことも多い」と語る。キャラの思想は作者とイコールではなく、シミュレーションから生まれる予測不能な反論こそが本作の魅力なのだ。

制作において最も苦労するのは、セリフの削ぎ落としだ。直感的にわかる言葉にするため、第一稿からセリフ量を3割は削っている。議論の目的は「どちらかの勝利」ではなく「みんなにとってよい結論が出ること」だとエンドウさんは説く。多種多様な意見に触れ、研磨していく。そんな真の議論の場を、エンドウさんは今日も提供し続けている。


取材協力:洋介犬(@yohsuken)
※記事内の価格は特に記載がない場合は税込み表示です。製品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格が異なる場合があります。

この記事の画像一覧(全57枚)

キーワード

カテゴリ:
タグ:
地域名:

テーマWalker

テーマ別特集をチェック

季節特集

季節を感じる人気のスポットやイベントを紹介

花火特集

花火特集2026

全国約900件の花火大会を掲載。2026年の開催日、中止・延期情報や人気ランキングなどをお届け!

金麦花火特等席&グッズが当たる

CHECK!花火開催カレンダー

夏休み特集2025

夏休み特集 2026

ウォーカー編集部がおすすめする、この夏の楽しみ方を紹介。夏休みイベント&おでかけスポット情報が盛りだくさん!

CHECK!夏祭り 2026の開催情報はこちら

おでかけ特集

今注目のスポットや話題のアクティビティ情報をお届け

アウトドア特集

アウトドア特集

キャンプ場、グランピングからBBQ、アスレチックまで!非日常体験を存分に堪能できるアウトドアスポットを紹介

ページ上部へ戻る