名もなき名品が集まる札幌のセレクトショップの秘密は……?

2018年1月19日 20:00更新

北海道ウォーカー 加藤太一

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2017年6月にすすきのの複合商業施設・ノルベサ1階にオープンした「北海道くらし百貨店」。北海道を中心にドラッグストアを展開するサツドラが「北海道と、暮らそう。」をコンセプトに、道内各地から約1500アイテムを集めた注目のセレクトショップです。今回は北海道中のいいものが集まる、まさに札幌を体現したような同店の魅力をお伝えします。

北海道中から集まったおよそ1500アイテムがならぶ

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これまでにも道内のアイテムを集めたショップはありましたが、同店では商品の選出に「CREATIVE OFFICE CUE」代表の伊藤亜由美さんや、全国に飲食店などを展開する「YOSHIMI」代表・勝山良美さんなど、各界の著名人が携わっているのが特徴。お肉にかけるドレッシングという「秘伝の肉ドレ」(696円)や、道南の郷土料理・松前漬けが手軽に作れる「松前漬手作りセット」(1404)円など、ほかでは見かけないようなユニークな品も多く並びます。

セレクターのひとりの阿野洋介さん

セレクターの一人で、北海道のシルエットを水玉模様に並べたデザインが印象的な「ホッカイドット」と、お肉にかけるドレッシングなどユニークな商品を開発する「肉ソン大統領」を展開する阿野洋介さんにお話を伺うと「北海道はとても広いので、良いものを作っているのに知名度がないものもたくさんあります。そういうものを積極的にここに集めていければ」とニッコリ笑います。

まるで白樺林のような北海道クラフトの森のコーナー

広々とした店内は大きく6つのエリアに分かれており、白樺の林をイメージしたという北海道 クラフトの森では、約20名のクリエイターが作った食器や石鹸などの日用雑貨や絵葉書といったアイテムを販売。北海道トドマツを使った北海道くらし百貨店オリジナルのアロマなど、普段使いできるアイテムも並びます。

北海道の新鮮野菜のコーナーでは生産者の顔写真を表示して販売

そのほか、各地のおいしいものを集めた北海道「食」のミュージアムや生産者から直接届く野菜を販売する新鮮野菜のコーナーなども。そしてイートインスペースでは、販売されている野菜を使ったメニューや、道産日本酒や焼酎などをその場で味わえるというのもうれしいところです。

各市町村とのコラボが楽しいイベントスペース

北海道の魅力を深く知ってもらうため、道内各地の市町村や地域とコラボするイベントスペースがあるのもポイントのひとつ。デジタルサイネージや写真などを使い、商品だけでなく市町村の魅力を掘り下げて発信しています。普段お目にかかれないような珍しい商品が並ぶほか、イートインスペースでは地元食材を使ったメニューを味わうこともできるとか。これまで清水町や新得町などと手を組み「企画に賛同していただいた方々と協力し、1~2か月にわたり各地域の魅力を伝えています」と担当の幅田孝二さん。

各セレクターの商品が並ぶ北海道「食」のミュージアム

「最近、利尻町のプロモーションで”リーシリーボーイズ”という現役漁師さんのヒップホップグループの立ち上げに関わったんです。そんな風にこちらからも積極的にアイデアを出して、北海道の良いものをお互いに広めていければ」と阿野さん。セレクターの北海道愛と地域の隠れた良品がそろう同店は、道民も知らなかったような北海道の新しい魅力を教えてくれることでしょう。

「北海道くらし百貨店」 ■住所:札幌市中央区南3西5-1-1 NORBESA1階 ■電話:011・223・3566 ■時間:10:00~23:00(イートインスペースは11:00~23:00) ■休み:なし ■席数:約70席(禁煙)

【取材・文/加藤太一 撮影/亀畑清隆】

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