斉藤和義&山内総一郎共演!注目の新イベント「楽演祭」が開演

東京ウォーカー(全国版)

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別冊カドカワ(KADOKAWA)×昭和音楽大学×ACPC(コンサートプロモーターズ協会)が立ち上げたライブ・エデュテインメント「楽演祭」が、1月11日(木)に昭和音楽大学「テアトロ・ジーリオ・ショウワ」で開催された。

自身のヒット曲を力強く歌い上げ、観客を魅了する斉藤和義


今年デビュー25周年を迎えるシンガーソングライター斉藤和義と、人気バンド「フジファブリック」でボーカル・ギターを務める山内総一郎が登場し、ソロ、セッションを含め計19曲を熱唱した。

アーティストと会場が一体になる中行われた「楽演祭」


「楽演祭」は、エンタテインメントとエデュケーション(教育)を融合させたエデュテインメントを通じて“音楽の楽しさ”を体感できるライブイベントとして誕生。

登壇した二人も学生との触れ合いを楽しんでいる様子が伺えた


当日は昭和音楽大学・短大在学生を対象とした、音楽をテーマにした対談講義「ライブビジネスと社会」も実施され、斉藤と山内が講師を務めた。講義では、二人が受講生の質問に回答するなど、さながらトークイベントのような雰囲気で行われた。

そして、19時のチャイムを合図に「テアトロ・ジーリオ・ショウワ」で、ライブがスタート。

【写真を見る】フジファブリックの山内総一郎(Vo/Gt)も熱唱


先陣を務めたのは山内。自身が作詞・作曲に携わった「カタチ」「LIFE」「カンヌの休日」のほか、自身がボーカルとして歌うことを決意した原点という「ECHO」、講義で二人がルーツとして語ったThe Beatlesの楽曲から「I will」と斉藤の「劇的な瞬間」をカバーして披露していく。

ソロ最後の曲として選んだのは、フジファブリックが2005年にリリースした「虹」。曲中、約2分にもおよんだギターソロを敢行し、手拍子で応える観客を楽しませた。

代わって登場した斉藤は、曲と曲の間のMCで新年の挨拶や、たまに車で行くという昭和音楽大学からも近い町田市のイメージをユーモアを交えて語る。

事前に演奏曲順を決めずに臨んだ本番では、新曲の「始まりのサンセット」とともに「アゲハ」「あこがれ」「マディウォーター」「ずっと好きだった」「歌うたいのバラッド」がセレクトされた。

ここまででソロ終了かと思われたところで、「まだ1曲、時間があるそうです」と述べると会場も熱狂。最後に「やさしくなりたい」を会場の大歓声を受けながら歌い終えて、ソロ終了となった。

二人のパフォーマンスに観客も手拍子で答えるなど、イベントが進むにつれ会場のテンションもうなぎ上り


その後、鳴りやまぬ拍手のなか、二人揃って再び登場し、斉藤の「進めなまけもの」でセッションがスタート。ついで、以前ラジオで「セッションをした際に納得がいかなかったため、リベンジしたい」と斉藤が語る「ブルー」を演奏。山内が「リベンジできましたか?」と問いかけると、斉藤も満足げな表情を見せた。

最後の曲をふたりで話し合う途中では、「講義で自分が影響を受けたCDに斉藤の〈ジレンマ〉を挙げた」という山内に対し、斉藤は「それより総ちゃんが前に買ったのはウルフルズ」と暴露。

その流れを受けて、ウルフルズの「バンザイ ~好きでよかった~」をアドリブで披露すると、「いない人の曲が今日イチかも」と斉藤も驚く盛り上がりを見せた。さらに奥田民生の「イージュー ライダー」を即興で歌い、ライブ終了を告げると観客からは終わりを惜しむ声があがる。

「じゃあやりますか」と応じた斉藤が「FIRE DOG」を宣言すると、観客も立ち上がり会場もヒートアップ。大歓声につつまれながら、演奏を終えると今度こそライブはフィナーレを迎えた。

今回が2回目という貴重な二人のセッションシーン


ライブ後、「楽演祭」について二人に尋ねると、山内は「最初は大学の校内でやるということでどうなるか予想がついていなかったですが、音楽好きな人が集まっていることもあり、皆さん楽しんでいる表情を見ることができたので、すごくホッとしました。また講師として壇上に立つことはないので、全部楽しませてもらいました」とコメント。

斉藤も「講義はトークライブのようだったので授業をしたという印象はないですね。中にはノートをとっている学生さんもいたので、何をメモするんだという感じでしたが(笑)、その姿は初々しかったですね。学園祭でのライブもしばらくやっていないので、普段触れることのない若い人たちとの時間は新鮮でした」と感想を語った。

また、HPで事前にこの日ならではのことを企んでいるとメッセージを送っていた山内にその実現を尋ねると、「まだ駆け出しの頃の曲をあえて演奏して、その当時に思っていたことを表現できたと思いますし、小さい頃からの憧れだったアーティストのカバーもできたので、もう次はないなと思えるほど特別な日になりました」という答えが返ってきた。

斉藤にも同様の質問をぶつけると、「以前、ラジオで演奏した『ブルー』という曲をもう一度ちゃんとハモりたいと思っていたので、それが上手くいったのが一番ですね」と教えてくれた。

業種の異なる三者が手を組んだことでライブ・エデュテインメント「楽演祭」が実現


新境地にチャレンジした「楽演祭」は、毎回新たな2アーティストを迎えて開催を継続していく予定だ。エデュテインメントを通じて、あらためて音楽の楽しさを体感できるライブイベントの今後に期待してほしい。

安藤康之

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