あらためて成人式 当日の新成人の様子をリポート!

横浜ウォーカー

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【写真を見る】有名人からの花が「あらためて新成人を祝う会」を盛り上げる(C)KADOKAWA 撮影=奥西淳二


2018年2月4日、お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣さんが呼びかけて開催することになった「あらためて新成人を祝う会」。会場となった横浜港 大さん橋国際客船ターミナル 2階「CIQプラザ」では、当日着物レンタル会社「はれのひ」の被害にあった新成人約100名が集まった。快晴で、門出にはぴったりの日だった。気になる会場の雰囲気などをリポート。

事前に申込みをした新成人は約100人。同伴者含め200人が集合した(C)KADOKAWA 撮影=奥西淳二


新成人は、当日朝10時から受付開始。親や友人と受付を済ませた。

ずらりと並んだ着物スペースで、自分好みの着物をセレクト


友人や親と着物を選ぶ。ここまでは同伴者も同行が可能。被害にあった新成人は、「本来選んだ振袖の色じゃない色を選ぶ」傾向が多かった。「人気があるのはピンク系」とのこと。参加した新成人およそ約100名に対し、着物は約150着を用意。自分が着たい振袖を選ぶにはじゅうぶんな数だ。

色とりどりの振袖が並ぶ様子は、来場者の気持ちを弾ませた(C)KADOKAWA 撮影=奥西淳二


会場の入口近くには、色ごとに分けられた振袖がズラリと並べられている。着て外出もOKだった(C)KADOKAWA 撮影=奥西淳二



いよいよヘアメイクスタート!


着物を選んだら、たくさんある髪飾りから好きなものを選んでヘアメイクブースに(C)KADOKAWA 撮影=奥西淳二


ヘアアクセの種類もさまざま。着物の色に合わせながら、選んでいく。

ヘアメイクも、有志のスタッフによって執り行われた(C)KADOKAWA 撮影=奥西淳二


本来の成人式さながらに、ヘアメイクがスタート。緊張した面持ちで進んでいく。ヘアは、西野と縁がある「NORA HAIR SALON」のチームが統括。完成に近づいていくと、変身していく自分の姿にだんだん笑顔になっていく人も!

当日配られる会場の案内を、読み込んでいる姿も見受けられた(C)KADOKAWA 撮影=奥西淳二



仕上がるにつれ、だんだん笑顔になっていく参加者も(C)KADOKAWA 撮影=奥西淳二


完成した姿は写真に残して思い出に!


着付けが終わったら、レッドカーペットで登場。荷物を預ける時に、バッグも好きなものを選べる仕組み(C)KADOKAWA 撮影=奥西淳二


拍手で迎えられる。着付け終わった新成人が登場するたびに「おめでとう」の声が飛び交った(C)KADOKAWA 撮影=奥西淳二


ポージング指導も受けて、プロのカメラマンによる撮影会も行われる。

プロによる撮影で、思い出を残すことができる。和傘のような小道具もあった(C)KADOKAWA 撮影=奥西淳二


ブースの数も多く、写真撮影はスムーズに進行(C)KADOKAWA 撮影=奥西淳二


自撮りブースでは用意されたセットで思い思いの撮影ができる工夫がされていた。

花やバルーン、和傘など雰囲気の違う3つの自撮りブースもあった(C)KADOKAWA 撮影=奥西淳二


SNSのようなパネルも参加者に人気だった(C)KADOKAWA 撮影=奥西淳二


参加者たちの心境は?


参加した新成人からも、今の気持ちを聞くことができた。

長砂さんは「ここで撮影したい」と自撮りブースへ。セットも3つほど用意されていた(C)KADOKAWA 撮影=奥西淳二


写真は長砂夢奈(ゆめな)さんと、丸山将吾さん。長砂さんは本番で着る着物は赤だったが、全く違うブルーの着物をチョイスした。振袖で前撮りもしたが、あの騒動のあとも送られてきていないとのこと。本番は、友人の母が貸してくれたという。このような機会があってよかったと話した。

花びらが舞うサクラモチーフに、ブルーのグラデーションがシックな印象(C)KADOKAWA 撮影=奥西淳二


涙ぐみながらも笑顔でポーズ!(C)KADOKAWA 撮影=奥西淳二


斎藤優花さん。斎藤さんは家族で来場。母親や本人が涙ぐむ姿も。こちらも「はれのひ」で選んだものとは全く違う色の着物をチョイスしたという。優しい顔立ちが、パープルで華やぐ。

華やかな着物で会場でも目を引いた斎藤さん。普段着より大人っぽく感じられる(C)KADOKAWA 撮影=奥西淳二


レトロな柄の着物をチョイスした長佐古南さん。黒のバッグがアクセントに(C)KADOKAWA 撮影=奥西淳二


長佐古南さん。長佐古さんは、成人式の前に交通事故にあい、参加が叶わなかったという。「一度は諦めた式がこんな形で実現するなんて」と喜んでいた。このように、「はれのひ」問題だけでなく、さまざまな事情で参加できなかった人にとっても救いの手となった様子だ。

モダンな和傘のコーディネートに。堂々とした出で立ち(C)KADOKAWA 撮影=奥西淳二


結衣さん。「この姿を友人に見せたい」と言っていた(C)KADOKAWA 撮影=奥西淳二


結衣さん(本名は都合により非公開)。一生のことだからと、母は「はれのひ」で反物から仕立ててくれたという。オーダーで仕立てればそれだけ高額になるが、当日は届かず振袖は着られなかった。後日、西野のブログを母が発見し、急いで応募。親子で並んで写真を撮っていた姿がとても幸せそうなのが印象的だった。

好きなピンクでコーディネート。母が購入してくれたものではないが、満足のいくものに仕上がった様子だった(C)KADOKAWA 撮影=奥西淳二


クルージングでディナーと豪華な出演者


夜のみなとみらいをバックに、横浜港から出航!(C)KADOKAWA 撮影=奥西淳二


第2部は、18時半ごろ、新成人100人と同伴者の約200名が、西野亮廣、武井 壮が乗った2隻のクルーザーで絶景の夜景が楽しめる横浜港をクルーズ。

門出を祝う鏡開きで、船内のイベントがスタート。

鏡開きのあとは、フードとドリンクを楽しみながら、西野と歓談の時間も


笑顔あふれる参加者からの「ありがとうございます」という声に、西野は「僕は何もしてない。スタッフが頑張った」と照れた顔を見せた。また、宮根誠司、山田邦子、橋本マナミ、永野、ニッチェ、かまいたちら芸能人からのお祝いVTRの上映も。西野の相方・梶原雄太は「実は今日のこの企画考えたの僕です」とコメントし、笑わせた。

夜景の絶景ポイントでは、武井の乗る船と2隻並んで、甲板から願いを込めたバルーンを空に放つ「バルーンリリース」や、豪華賞品が当たる抽選会も行われ、大いに盛り上がった。

色とりどりのバルーンが横浜の夜空を華やかに彩った


西野は「みんなが泣いているのを見て、“こんなの嫌だ”と立ち上がり、この3週間、睡眠時間を削って動いた大人たちがいたことを覚えておいて。年を重ねて、下の連中が悲しい目にあった時は助けてあげてください」と、新成人たちに大人としての道を示した。

一生に一度の晴れ姿、まさに晴れた日に、思い出を残せたであろう一日であった。参加者が「大人も捨てたもんじゃない」と思って、この日を終えられていたらと願うばかりだ。

【構成・取材・文/濱口真由美、撮影/奥西淳二】

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