【とびだせ!! ハマの一番星】vol.08 桑原将志選手
横浜ウォーカー

「チームをいかに勢いづけるか。それが1番打者の役目」
横浜DeNAベイスターズの外野は、筒香(嘉智)選手と、梶谷(隆幸)選手の二枚看板が盤石で、レギュラーは狭き門。さらにリーグ屈指のクリーンナップに比べ、1番打者はここ数年固定できていなかった。そんな中、今季1番センターとして活躍しているのが桑原選手だ。
「1番打者として大事にしているのは、毎試合いかにチームを勢いづけられるかということです。初回の先頭バッターというのは緊張するんですけど、相手の先発ピッチャーも立ち上がりの不安は大きいはず。試合を左右するぐらいの気持ちで打席に向かって、チームを勇気づけられたらと思っています」
一昨年、7月4日の阪神戦。その年、最多勝を取ることになるメッセンジャー投手に、3打席で29球を投げさせる粘りの打席で注目を集めた。しかし今季は早いカウントからの積極的な姿勢が見える。
「ラミレス監督には、ファーストストライクから積極的にと言われています。確かに追い込まれたら、不利になるのは自分。だから今は早いカウントで自分から仕掛けていくように意識しています。ただ粘り強さは自分の長所。追い込まれたら、少しでも相手投手にダメージを与えられるよう粘って、チームの勢いにつなげられたらと思います」
ユニフォームを泥だらけにしながら常に全力プレーでチームを鼓舞する桑原選手。このペースでシーズンを終えれば、規定打席にも到達できる。チームを勢いづける元気印の1番打者の誕生だ。
桑原選手に聞きました
Q. 自分の性格を分析すると?
A. 自己チュー(笑)。他人に自分のリズムを左右されるのが苦手で、1 人の時間を大事にしたいタイプです。
Q. 休みの日の過ごし方は?
A. 買物に行ったり、ボーッとしたり。寝過ぎると体調が悪くなるので、予定がなくても9時には起きています。
Q. 好きな食べ物は?
A. カボチャのコロッケ! 特に母親が作ってくれるのが一番好きですね。マザコンっぽいですか?(笑)
ただ今ハマってます!

スポーツ選手に人気のリストバンド「Fose」。
「裏方さんの知り合いが作っているそうなんですが、『Fose(フォース)』というリストバンド。試合用と練習用を使い分けています。マイナスイオン効果があって、最近、着けているスポーツ選手が増えているらしいですよ」
「試合でも練習でもはめているので、ハマるというより、愛着があると言った方が正しいかも」
桑原将志/外野手/#37/1993年、大阪府生まれ。福知山成美高校から2011年ドラフト4位で入団。ファンフェスティバルで旬の芸人のモノマネを披露し、明るいキャラで話題に。今季途中から1番センターに定着。174㎝と小柄ながら一発の魅力も秘める。
(取材・文=小貫正貴、撮影=福岡諒祠)
※「横浜ウォーカー」2016年10月号に掲載

横浜ウォーカー編集部
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