インパクト大! 衝撃の「霧島ブラック西郷丼」が大手町に現る!?
東京ウォーカー
東京・大手町の「膳菜酒『塁(ルイ)』」で、2種類の期間限定丼を販売。1月スタートのNHK大河ドラマ「西郷どん」の影響もあり、注目を集める西郷隆盛にちなみ、西郷ゆかりの地・鹿児島の中でも、霧島市の食材に特化した期間限定ランチメニュー「霧島ブラック西郷丼(せごどん)・山」と「同・海」(各1000円)の2品が、2018年3月5日(月)~30日(金)の間、一日限定各10食で提供される。2月27日(火)には、同店で記者向けの試食会が開催され、実際に食べてみた。果たして“ブラック西郷”の正体とは…!?

最初に登場したのは「霧島ブラック西郷丼・山」。目に飛び込んできたのは、ガタイがよく豪快な西郷隆盛をイメージして開発されたというビッグインパクトを放つ丼だ。豚肉の味噌炒めと、丼からはみ出す大きなトンカツが“どん”と鎮座している。共に鹿児島県の黒豚ブランドで、「薩摩の黒い宝石」と呼ばれる「霧島高原ロイヤルポーク」を使用。西郷は味噌作りが得意で、彼の好物だったとされる豚の味噌炒めは、そのバラ肉を用いて唐辛子やニンニクなどで甘辛く炒められおり、ご飯がススム! 肩ロースのトンカツはサックリ軽い歯触りで、赤身肉の芳醇な香りが立ち、旨味も濃い。脂身は甘味だけを残し、口の中からサッと消えていく。トンカツだけでも120gあったのだが、箸が止まらず見事完食!!

次に着丼した「霧島ブラック西郷丼・海」の見た目は、「山」とは逆に女性的。白く輝くブリと鮮烈なオレンジ色のサーモンが並ぶ2色丼の中央に、水菜やニンジンなどの野菜がこんもり盛られ、彩りを演出している。気になる“ブラック”の正体は、なんとブリ。鹿児島県の錦江湾の広大な漁港で育ったブランド魚「さつま黒酢ぶり」を使っているからだ。その名のとおり、エサに黒酢を混ぜた全国唯一の完全無投薬養殖のブリは、ブリ特有の脂ののりが抜群。それにも関わらず、あと味はさっぱり。「理由は黒酢による効果。その黒酢も霧島市福山町で伝統製法により生み出されたものです」(「塁」料理長・本間伸一さん)。サーモンも地元で収穫した茶葉をエサに、完全無投薬で育てられた「霧島サーモン」を使用。こちらも脂にくどさはなく、旨味はしっかりあった。

この2つの丼を販売する「膳菜酒『塁』」は、鹿児島霧島市の応援店として営業。都内で霧島市の肉や魚はもちろん、雄大な霧島連山の麓(ふもと)の畑でとれた野菜も仕入れ、それらの食材を使ったメニューを提供している。また、創業から15年にわたり、旨い魚と料理、酒をそろえる店として、食通が集う大手町で人気が定着。夜は「霧島ブラック西郷丼・海」のさつま黒酢ぶりと霧島サーモンが刺身で食べられるので、九州の焼酎などの酒の肴として味わいたい。

記者は大食漢の部類に入るが…、2つの丼を制覇してもなお、「もっと食べたい!」という衝動に駆られた。そう思ったのは、素材の旨さが際立ち、あとひく旨さだったからだ。試食会終了後、スタッフに「どちらがお好みですか?」と逆取材されたが、言葉に詰まり思わず「どちらも、です!!」と答えてしまった。それだけ甲乙つけがたい山と海の霧島ブラック西郷丼を、この機会に両方とも味わってほしい。【ウォーカープラス編集部】
小林智明
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