「別に頼んでないし」上司にそう思ったのに彼氏から同じ言葉を吐かれた!嫌いな上司と自分に共通する“ありがた迷惑”【作者に聞く】
東京ウォーカー(全国版)
X(旧Twitter)で“万バズ”漫画を数多く発表している漫画家・港区カンナ(
@mina_kan_chan
)さん。本作「東京モブストーリー〜ヒロインになれない私たち〜」は、「少女漫画の主人公になれない」女性たちの恋愛を描く群像劇で、今回はクズ男と別れられない女性・みなみ編の第7回を取り上げる。作者に制作意図を聞いた。
共感を集めるリアルな恋愛の"温度感"
港区カンナさんは2023年3月から漫画投稿を開始し、短期間で多くのフォロワーを獲得。「恋愛」「婚活」「闇深」といったテーマで、男女のすれ違いや女性が抱えやすい感情を描いてきた。リアルな心理描写は共感を呼び、SNS上では議論が生まれることもある。「東京モブストーリー」は、25歳の女性4人がそれぞれの“こじらせ”を抱えながら恋愛に向き合う姿を描いた作品である。
自分は善意のつもりでも…すれ違いを生んでいたのは、”ありがた迷惑”!?
今回のエピソードでは、みなみが「尽くしすぎる自分」と「ありがた迷惑な上司」の共通点に気づいていく過程が描かれる。港区カンナさんは「みなみとハルトのお話、みなみと上司をそれぞれ描きながら、どちらも『ありがた迷惑』な行動ですれ違いが起きていることに気がつきました」と振り返る。
善意のつもりの行動でも、相手にとっては負担になることがある、という視点が印象的だ。
恋人関係でリアルに起こりがちな”あるある”パターン
ストーリーの背景には、現実でもよく見られる関係性のズレがある。「頼まれてないことまでやって、相手が期待通りの反応をしないと不満に感じ、それが積もり積もって爆発してしまう」というパターンをもとに構成したという。日常の中に潜む小さな違和感が積み重なり、関係を揺るがしていく様子が丁寧に描かれている。
良好な関係を築くためには?
恋人との関係性について、作者は現実的な見方を示す。「完全に見返りを求めないのは難しいと思うので、同じくらい返してくれる人と付き合うのが理想だと思います」。
一方で、「楽な関係」を求める相手とはバランスが崩れやすいとも指摘する。尽くす側と受け取る側の温度差は二人の関係に間違いなく影響を与えるだろう。
恋愛に悩む女性たちのリアルな心情を映し出し、多くの共感を集めている本作。彼女たちの恋はどこへ向かうのか、今後の展開にも注目が集まりそうだ。
取材協力:港区カンナ(@mina_kan_chan)
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