「彼女のために15万使う」本気の恋の相手は21歳キャバ嬢→真面目な35歳男が堕ちていく“リアルな沼”に「目を覚ませ」【作者に聞く】
東京ウォーカー(全国版)
10年間の引きこもり生活を経て、スーパーのアルバイトを始めた35歳の山村。彼はそこで出会った21歳の苦学生・いおりにデートへ誘われる。しかし、連れて行かれた場所はキャバクラだった。おたみ(@otamiotanomi)さんの漫画「ド真面目な友達がキャバ嬢にハマった話」は、真面目な男がキャバ嬢に本気で恋をする怒涛の展開が描かれる。
恋愛に不慣れな山村は、同伴出勤をデートと思い込み、初めての来店で2時間滞在し2万5000円を支払う。その後も通い続け、彼女の誕生日には15万円を使うと意気込むほど、彼女の手腕に思い切りハマって本気で恋をしてしまうのだ。
親友のリアルな顛末を描く葛藤と反響
本作は、おたみさんの友人に起きた実話がベースである。当時、おたみさん自身もどう助言すべきかわからずオロオロしていたという。「別の知人たちから似たような事例をよく聞いていたので、『僕らの場合はこうだった』と伝えたくなったんです」と執筆のきっかけを語る。
作中では当時の感情を思い起こし、丁寧に描写している。また、本編の紹介前に挿入される「立ち飲み屋のおじさんの名言」も反響を呼んでいる。これは実際の常連客の言葉を1コマ漫画にしたもので、「立ち飲み屋はいろいろな人生訓を持っている方がいて楽しいです」と、おたみさんは振り返った。
友人を救うための奔走はまだまだ続く
山村がキャバ嬢にハマっていく姿を見かねた親友の橋田とおたみさんは、「山村をカモにするのはやめてほしい」となけなしのお金を集めて店に向かう。作中に登場する同僚のキャバ嬢・ミクちゃんが物語に新たな変化をもたらしており、おたみさんも「ミクちゃんが人気なのは意外でした」と驚きを見せる。
彼女のためにシフトを増やす山村の姿に、読者も思わず「目を覚ませ、山村!」と感情移入してしまう本作。結末は全く決まっておらず、現在にもつながっているという。「ブログやXでのコメント、いいねがとても励みになっています」と語るおたみさん。親友の目を覚まさせようとする2人の奮闘は、まだまだ続く。
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