「立ってるだけじゃない!」セルフレジの導入で逆に仕事量が激増?監視員を悩ませる客からの理不尽なクレーム【作者に聞く】

東京ウォーカー(全国版)

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仕事のAI化や自動化が進む現代。スーパーやコンビニ、100円ショップなどで急速に導入が進んでいる「セルフレジ」もその象徴の一つだ。利便性が高まる一方で、有人レジの減少に伴うトラブルも少なくない。2026年5月現在、SNSで「店員さんの苦労がわかりすぎる」「客側の意識のアップデートが必要」と大きな話題を集めているのが、狸谷(@akatsuki405)さんの日常エッセイ『ヒャッキン店員のひとりごと』だ。

便利になるはずのシステムが、なぜ現場の負担を増やしてしまうのか。チェッカー(レジ係)の視点から描かれる、自動化の裏に隠された実態を紐解いていく。

「有人レジより仕事量が多い!?」1人で複数台をワンオペ監視する、知られざるトラブル対応の裏側

ヒャッキン店員のひとりごと1画像提供:狸谷(@akatsuki405)

ヒャッキン店員のひとりごと2画像提供:狸谷(@akatsuki405)

ヒャッキン店員のひとりごと3画像提供:狸谷(@akatsuki405)


セルフレジの導入に伴い、現場には「有人レジも残してほしい」という操作に不慣れな客からの強い要望やクレームが寄せられることがある。レジの近くに立つ監視員は一見すると「ただ立っているだけ」で暇そうに見えがちだが、その実態は過酷なマルチタスクだ。

1人で同時に数台のセルフレジを監視しながら、操作方法をお客にレクチャーし、エラーや支払いのトラブルを瞬時に処理していかなければならない。狸谷さんの職場では「個人的に現在の職場のセルフレジは割と使いやすい」としつつも、特定の電子マネーが非対応であるため有人レジでカバーせざるを得ず、その際の順番待ちで不満をぶつけられることもあるという。システムが新しくなっても、現場の店員がその隙間を埋めるために奔走しているのが現状だ。

「幼児連れは有人、1人はセルフ」。ユーザー側にも求められる、時代に合わせた“使い分け”と意識のアップデート


一方で、本作のコメント欄にはセルフレジ賛成派の声も多く寄せられている。「バーコードの読み取りがちょっと楽しい」「長蛇の列を横目にスッと会計を済ませられるのが快適」など、一度慣れてしまえばその恩恵を実感する人は多い。

中には「1人で買い物するときはセルフレジ。幼児を連れているときは有人」といった、状況に応じた賢い使い分けを提案するアドバイスも。かつてATMが社会に定着したように、セルフレジもいずれは当たり前の日常になっていく。「世の中や店員がアップデートしていく中で、いつまでもアップデートされないのは客の意識だけ」という厳しい声もあるように、道具の進化とともに利用する側のマナーや意識も変革が求められている。

現在はセルフレジを敬遠する客も減り、比較的穏やかな日々を取り戻しているという狸谷さんの職場。なお、作中に登場する人気キャラクター「チェッカー鳥海さん」の第2弾LINEスタンプが現在好評配信中だ。「文字無しのリアクションスタンプなので使いやすい」とのことなので、日々のトークのお供にチェックしてみてはいかがだろうか。

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■取材協力:狸谷(@akatsuki405)
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