「残業代より18時の自由」残業依存の上司と定時退社の若手→職場を救う痛快漫画に「心が軽くなる」「超共感」【作者に聞く】
東京ウォーカー(全国版)
「毎日定時ぴったりに帰りやがって……!」と、悔しげにデスクを叩く上司。以前は終電まで残業することが当たり前だったはずの社員・うさやんが、今では18時になると同時に席を立つ――。2026年5月現在、SNS上で「読むだけで心が軽くなる」「会社と人生のバランスを考えさせられた」と、多くのビジネスパーソンから圧倒的な共感を集めているのが、漫画家・あおいし(
@ao144444
)さんの描く『うさやんが定時に上がる理由』だ。
過酷な労働環境に身を置く会社員のリアルを描いた前作『残業地獄のねこが転職するまでの120日間の記録』が、単行本化されるなど大きな話題を呼んだあおいしさん。今回は、その大人気シリーズの番外編として描かれた本作の誕生秘話や、仕事に追われる現代人へ向けたメッセージをインタビューを交えて紹介する。
「人生は会社だけじゃない」。転職した同期の姿をきっかけに、1人で始めた孤独な社内改革
本作の舞台は、過酷な労働環境で知られる「アニマル出版」。かつては主役のうさやんも、深夜まで馬車馬のように働く“社畜”の1人だった。しかし、1年が経った今、彼は「無駄な残業は絶対にしない」と心に決め、定時になると周囲の目を気にせず堂々と退社していく。
この番外編を執筆した理由について、あおいしさんはこう語る。
「前作では、過酷な環境から『転職する』という道を選んだねこくんを描きました。ですが、その反対に『会社を辞めずに、その場所にとどまったまま自分の生き方を変える』というもう一つの選択肢があってもいいんじゃないか、と思ったのが執筆のきっかけです」
毎日長時間労働に追われ、「生きるためにただ働くだけの人生」に虚しさを感じていたうさやん。しかし、同期だったねこくんの転職を間近で見たことで、仕事に対する意識がガラリと変わる。
定時で会社を出ると、まだ明るい街には開いているお店がたくさんあるという当たり前の事実に気づく。アフターファイブを楽しむ充実した時間は、うさやんの表情を生き生きとさせていった。さらに、彼が毎日定時退社を貫くことで、周囲の社員たちからも「うさやんが帰ってくれるから、私たちも帰りやすくなりました!」と続々と後に続く者が現れ、職場の雰囲気まで明るく変えていくのだった。
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取材協力:あおいし(@ao144444)
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