イタリア人は“赤ブラジャー”でゲンかつぎ!?世界の“ブラ事情”とは

東京ウォーカー(全国版)

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もともと西洋で生まれた下着・ブラジャー。和装だったためブラジャーの歴史が浅い日本とは違い、世界では色によってゲンかつぎに利用されるなど、さまざまな“ブラジャー事情”が存在しているようだ。

調べてみると、特に“年越し”のタイミングで下着にジンクスがある例が多いよう。例えばイタリアや欧米では、クリスマスシーズンになると、ランジェリーショップのショーウインドーは赤一色に。「赤い下着で新年を迎えると、幸せな1年になる」というジンクスがあり、カップルや家族で赤い下着を贈りあう習慣もあるそうだ。

ブラジルの年越しのジンクスは、下着の色によって変わる。金運をアップさせたいなら新品の黄色い下着、恋人が欲しいなら赤い下着を身につけると願いが叶うとか。同じ南米・ボリビアでは色が異なり、健康なら黄色、お金持ちになりたいなら白の下着を大晦日に身に着けるそう。国によって、さまざまな“見えない願い”が存在しているのが分かる。

ジンクスとは別に、イギリスではブラジャーに関するこんな調査が。イギリスの百貨店が、2008年に「ファッション史上最もすばらしい発明は?」とアンケート調査をしたところ、なんと第1位に輝いたのは「寄せて上げるブラ」! 左右に広がりがちなバストを中央にグッと寄せ、谷間を作り出す画期的なこのブラジャーが考案されたのは1964年、カナダ人デザイナーによってだが、半世紀近くたった今でも女心をとらえて離さない“発明”となっている。

そんな世界に比べ、日本では、まだまだバストやブラジャーへの意識が低いそう。「バストなど、見えないところにお金をかけないのは、日本人を含むアジア圏の人の特徴です。逆に意識が高いのはヨーロッパ人。身体そのものへの注目も高いですね」と話すのはランジェリー・スタイリストの浅井明子さんだ。

しかし、一方で“ブラジャーそのものの品質”に関しては、日本はトップクラスだそう。3〜4種類しかサイズがないことが多い海外のブラジャーと比べると、かなり正確で豊富なサイズ展開をしている。「そのほか、日本のブラジャーは作りも丁寧で、しっかりしています」と浅井さん。自分に合った高品質なブラジャーが手に入るという点では、日本はかなり進んでいるのかも。

知っているようで知らない、各国のブラジャー事情。違う国の人に会ったら、その国独特の文化があるか聞いてみてもおもしろいかも。ただし、男性が聞くとセクハラになってしまうので要注意!【東京ウォーカー】

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