恋愛市場で求められる「普通」とは?「普通でいい」のハードルが高すぎる!高身長美人も童顔女子も悩みはそれぞれ【作者に聞く】
東京ウォーカー(全国版)
Xで“万バズ”漫画を連発している漫画家・港区カンナ(
@mina_kan_chan
)さん。恋愛や婚活をテーマにした作品で注目を集めており、現在は「東京モブストーリー 〜ヒロインになれない私たち〜」を連載している。今回は、思わせぶりな行動で男性を翻弄する女性・るかを描いたエピソードと、その制作背景について話を聞いた。
“ヒロインになれない”女性たちの物語
「東京モブストーリー 〜ヒロインになれない私たち〜」は、それぞれ異なる悩みやコンプレックスを抱える25歳女性4人の恋愛群像劇だ。少女漫画の主人公のような人生に憧れながらも、現実とのギャップにもがく女性たちの姿を描いている。
恋愛や婚活、男女のすれ違いをテーマにした港区カンナさんの作品は、共感を呼ぶ一方で、SNS上で議論を巻き起こすことも少なくない。
るかとみなみ、それぞれに読者の共感ポイントが
今回のエピソードでは、第1部の主人公・みなみが再登場。港区カンナさんは「るかは、みなみとは別の角度で感情移入できるキャラクターだと思います」と語る。また、どの登場人物も「共感できる」あるいは「周りにこういう人がいる」と感じてもらえるよう意識して描いているという。
女性たちの“恋愛あるある”から着想
高身長の美人女性、低身長で童顔の女性など、本作にはさまざまなタイプの女性が登場する。こうした描写について港区カンナさんは、「いろんなタイプの女性の恋愛あるあるを集めて、それを漫画にできるようにいつも考えています」と話す。リアリティを感じてもらえることは作者としても大きな喜びだそうだ。
“普通でいい”のハードルは高い
今回描かれたのは、“普通っぽい女子”として見られるための苦労だった。港区カンナさんは、「男女ともに『普通でいいのに』と言いながら、かなり高い基準を求めている人が多いと思います」と語る。その矛盾や違和感を作品として描きたいと思ったことが、今回のテーマにつながったという。
一見すると何気ない“普通”という言葉。しかし、その裏には努力やお金、見えない苦労が隠れているのかもしれない。現代の恋愛観を鋭く切り取った本作を、ぜひ本編で確かめてほしい。
■取材協力:港区カンナ(@mina_kan_chan)
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