【ギャンブル依存症】成功体験が理性を奪う!!「次こそ」が止まらない人間の弱さが生む“ギャンブル依存症”という恐怖の沼【作者に訊く】
東京ウォーカー(全国版)
「借金を取り戻すためにはギャンブルで勝てばいい」と、適度なところでやめられないのがギャンブル依存症。最近は、オンラインカジノが主流でスマホで簡単にできてしまうこともあり、若者の依存症も増えているという。今回は三森みさ
(@mimorimisa)
さんが描く「だらしない夫じゃなくて依存症でした」のなかから「ギャンブル依存症編」をピックアップする。
本能が理性をのみ込むときに生まれるギャンブル依存症の心理と苦悩
ギャンブルで借金を抱えても「当たれば取り戻せる」と思い込み、嘘を重ねて続けてしまう。それがギャンブル依存症である。自覚の難しさについて、作者の三森みささんは「理性と本能の思考がごちゃ混ぜになっていく病気なんです」と説明する。「『自分は依存症かも』と認識できている段階はまだ初期で、進行すると『やめたほうがいい』と思いながら『でもやめたくない』が同時に出てきて、頭の中が渋滞していきます」と話し、気づいていても止められない状態に陥ると指摘する。
ギャンブル依存症は身体に作用しないため外から気づきにくい。「アルコールのように酔いも匂いもないので、嘘がつきやすいんです」と語る三森さん。家族が突然事実を知るケースも多い。また、借金という形で損失が数値化されやすく、ダメージが大きい点も特徴だ。
さらに、依存症になりやすい人について、三森さんは「まずギャンブル経験があることが前提」と語る。若い頃から触れているほどリスクは高まるが、それだけでは病気にはならない。「人生のつらい時期に逃げ場としてのめり込み、気づけば依存になっていたという方が多い印象です」と話し、苦しみからの逃避が深みに繋がるケースが目立つという。依存症は治るのかという問いには、「治るというより『やめ続けられる状態を保つ』病気だと思っています」と話す三森さん。治療薬が存在しない以上、依存後は"ほどほどに遊ぶ"ことができなくなる。「だからこそ、やめ続けることでトラブルを防ぐという考え方が正しいと思います」とし、向き合い方の本質を教えてくれた。本作「ギャンブル依存症」は依存の実像を鋭く描いている。ぜひ一度読んでみてほしい。
取材協力:三森みさ(@mimorimisa)
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