「どうして…」性被害から6年、フラッシュバックから抜け出せない女性。考え方を変えても治らない"トラウマの記憶"【作者に聞く】

東京ウォーカー(全国版)

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記憶から消えてなくならない。辛すぎるフラッシュバック画像提供:三森みさ(@mimorimisa)

酔った勢いでキスされたり、股間を押し当てられ不快だった。無理やり触られたトラウマをずっと心に抱えていた三森みさ( @mimorimisa )さん。6年後、性被害のネットニュースを見て、突然フラッシュバックが発症。以降、PTSD(心的外傷後ストレス障害)の症状が現れ、体調不良の日が続く。最新の心理療法で生きやすくなった経験を漫画にし、多くの人に広めたいと、クラウドファンディングを募った結果、目標金額を達成。2024年に性被害の実体験を元にした「いいかげんに生きづらさを終わらせたい:トラウマ治療体験記」を出版した。※本作には、性被害やPTSDの描写が含まれます。閲覧にはご注意ください。

"苦しみの中を生き抜いてる自分への敬意を、忘れないで"

性被害にあってから6年後の話(1)画像提供:三森みさ(@mimorimisa)

性被害にあってから6年後の話(2)画像提供:三森みさ(@mimorimisa)

性被害にあってから6年後の話(3)画像提供:三森みさ(@mimorimisa)

「『一生このままなのか』と思っていましたが、トラウマ療法によってかなり改善しました。同時に、考え方を変える方法だけでは突破できない壁があることも痛感しました」と自身の変化を語るのは、本作「いいかげんに生きづらさを終わらせたい:トラウマ治療体験記」を描いた作者・三森みささん。"性被害のトラウマ"を描いた本作には、そのリアルさだけでなくあまりにも激しい心理描写に読者からさまざまな反響が寄せられたという。

寄せられた反響に対し三森さんは、「精神疾患や性被害はまだまだ偏見が多く、カミングアウトが難しい現実があります。想像以上の反響に、大変びっくりしました。実体験を描くだけなのに、こんな賛同をいただいて大丈夫かな?という気持ちもありつつ、とてもありがたく思っています」と、素直な感想を話してくれた。

また、同じように苦しんでいる人に向け「犯罪被害に遭うことも病気にかかることも、とても理不尽で苦しいことです。しかし結局自分の人生を立て直すことができるのは自分自身だけ。どうか心の奥底にある『自分の人生を回復させたい』という気持ちと、苦しみの中を生き抜いてる自分への敬意を、忘れないでほしいです」と、力強いエールを残してくれた三森さん。適切な医療や環境の手助けを受けながらも、最後は自分の力で乗り切っていくほかないと語る。

今現在PTSDに苦しむ人からも多くの声が寄せられた本作。リアルで壮絶な内容ゆえに、しっかりと心を保ちながらまっすぐに見つめてほしい体験談である。

取材協力:三森みさ(@mimorimisa)

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