庭のある和風スターバックスが川越にオープン!新店舗徹底レポート

東京ウォーカー(全国版)

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スターバックス コーヒー ジャパンは、小江戸・川越の伝統的な街並みに溶け込む新店舗「スターバックス コーヒー 川越鐘つき通り店」を3月19日(月)にオープンする。内覧会に足を運んだ編集部が、その内部を一挙紹介する!

スターバックス コーヒー 川越鐘つき通り店。伝統的な街並みを尊重したデザイン


川越鐘つき通り店は、川越のシンボル「時の鐘」にほど近い場所に店を構える。蔵造りの街並みを尊重した佇まいで、外装の木材には埼玉県産の杉材を使用している。

奥行きのある店舗内


店内は、同じく川越の蔵で使用される江戸黒漆喰や白漆喰をイメージした和風の落ち着いたデザイン。66坪の店舗内は奥行きのある造りで、奥にはなんと和風庭園とテラス席が備わっている。

伝統の織物「川越唐桟」をベンチシートに使用。紐の梅結びはバリスタがその手で施している


店舗入り口や店内に備え付けられたベンチシートの背には、川越で江戸時代から親しまれてきた織物「川越唐桟」を使用。背あてとベンチシートとを結ぶ紐は、バリスタが一つ一つ梅結びを施している。

屋根と囲いのある中庭では時の鐘の音を聞くこともできる


入り口から進んで店内中ほどの左側には、屋根と囲いのある中庭席が設けられている。時間があえば、時の鐘の音を楽しみながらゆったりとコーヒーを楽しめる。

【写真を見る】店舗の奥には和風庭園が広がる


店舗奥の庭は、庭師のインスピレーションで作り上げられた和風庭園。梅や楓など様々な庭木は、四季を通じてその装いを変えるという。庭の手前にはテラス席が用意されており、庭を眺めながらくつろぎの時間を過ごすことができる。

大正の終わりから昭和初期に制作された襖絵をアートとして活用


また、店内には複数のアートワークも飾られている。大正の終わりから昭和初期に制作された襖絵は、本来の枠を外し埼玉産の杉を使用したフレームに収め、絵画として展示されている。また、外された襖の枠材は、コーヒーチェリーを描いたアートのフレームとして再利用。こちらはコーヒーチェリーに「星七宝」、「分銅繋ぎ」、「籠目」、「立湧」、「青海波」の5つの日本伝統の文様をあしらった作品だ。

コーヒーチェリーに日本伝統の文様をあしらったアート


店舗右奥に飾られた黒漆喰をイメージした作品は、コーヒーとミツバチ、実と籠、コーヒーと人々の関係を表現。このように、席によって様々な作品を楽しむことができるのが特徴だ。

黒漆喰をイメージしたアート


メニューには、埼玉県の店舗では2店舗目となる「ナイトロ コールドブリュー コーヒー」がラインアップ。窒素ガスを加えることでまろやかな口あたりとクリーミーな味わいのコーヒーを味わうことができる。

奥庭のテラス席では庭を眺めながらくつろぐことができる


川越の街に根ざし溶け込む店舗作りは、地域とのつながりや店舗への愛着を持ってもらいたいという思いから生まれたという。観光客はもちろん、地元の人々が気軽に集まれる憩いの場としても期待されている。和の伝統を現代の様式に取り入れた、新たなスターバックスに注目だ。

国分洋平

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