夫の肌が黄色くなっていく…「悪ければ半年、もって一年」余命宣告を受けた夫のすい臓がんと向き合った妻の記録【作者に訊く】

東京ウォーカー(全国版)

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「夫のすい臓がんが判明するまで:すい臓がんになった夫との暮らし」画像提供:倉田真由美(@kuratamagohan)

夫の顔が黄色い!?10日ほど経ち、どんどん黄色くなっていく肌。これは「黄疸反応」では?と病院を受診した。初診で「胃炎」といわれたが、黄疸は酷くなる一方。セカンドオピニオン、サードオピニオンを経て出た診断結果は「末期のすい臓がん」だった。「だめんず・うぉ~か~」の著者、漫画家・倉田真由美さん( @kuratamagohan ) が描く「夫のすい臓がんが判明するまで:すい臓がんになった夫との暮らし」を紹介したい。

3つ目の病院でわかった病名…異変から診断までの道のり

【漫画】本編を読む画像提供:倉田真由美(@kuratamagohan)

夫のすい臓がんが判明するまで: すい臓がんになった夫との暮らし2画像提供:倉田真由美(@kuratamagohan)

夫のすい臓がんが判明するまで: すい臓がんになった夫との暮らし3画像提供:倉田真由美(@kuratamagohan)

夫の肌が、日に日に黄色くなっていく――。漫画家・倉田真由美さんが、夫で映画プロデューサーの叶井俊太郎さんに受診を勧めたのは、そんな異変がきっかけだった。最初の総合病院での診断は「胃炎」。しかし、黄疸とは結びつかない診断に違和感を覚え、倉田さんは別の病院へ向かう。そこでも胆石や肝炎が疑われたが、検査結果は出ず、さらに国立病院を紹介された。

当時の肌の色について、倉田さんは「誰もが違和感を覚える色、というか、『普段からこういう肌色です』というのはあり得ないほどの黄色さでした」と振り返る。3つ目の病院で見つかったのは、すい臓にできた4センチを超えるがん。「悪ければ半年、もって一年」と余命宣告を受けた。

倉田さんは、もし最初の診断を信じていたら、「胆管が詰まったまま胆管炎で死んでいたかもしれません」と振り返る。病気が判明してから1年以上、周囲には秘密にしていた理由は「日常が変わってしまうのが怖かったから」だという。

しかし、叶井さんの著書をきっかけに病気が世間に知られると、倉田さんは漫画を描き始めた。「描きたいこと、皆に知らせたいことは山ほどあります。夫が亡くなった今も、私の気持ちの大部分を占めるのは夫のことです。描かずにはいられないし、これからも描いていきたいと思っています」と明かしてくれた。

重いテーマでありながら、作品は重すぎない。倉田さんはその理由を「夫のキャラクターのおかげ」と話す。夫の生き方や選択の仕方が、誰かの参考になればうれしい。そんな倉田さんの思いが込められた本作「夫のすい臓がんが判明するまで:すい臓がんになった夫との暮らし」。ぜひ読んでみてほしい。

取材協力:倉田真由美(@kuratamagohan)

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